豆知識

年齢の変化で髪質も変わる?髪のハリコシがなくなる原因とは

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加齢に伴う髪質の変化は、男性も女性も抱える悩みの1つとしてしばしば挙げられます。太くてツヤもハリもあった髪の毛が、年齢とともに弱々しくなる原因とは何なのか、ヘアサイクルの仕組みを交えながら以下でご紹介します。

年齢とともに増える髪の悩み

年齢を重ねた頭の髪と頭皮 年齢とともに健康不安は大きくなるものです。髪の毛に対する悩みもそれに比例して増えてしまうものではないでしょうか。具体的な悩みの例を以下にご紹介します。

髪のコシとハリがなくなる

年齢を重ねるにつれて、若い頃にはあったハリとコシが失われるケースがあります。
「ハリ」は髪の毛の強度、「コシ」は弾力性を表し、この2つの要素がそろっていなければ、健康的で美しい髪の毛をキープすることは難しいでしょう。

髪の毛の量が減る

年々髪の毛の量が減っていく…という悩みを持っている中高年の方も少なくないのではないでしょうか。
年齢を重ねるにつれて増えるストレス過労、更年期障害、血行不良などさまざまな要因が重なると、健康状態だけでなく髪の毛にも影響を与える恐れがあります。

髪がパサつく

髪の毛の乾燥がひどくなると、水分不足になり、髪がパサつきやすくなります。
髪がパサつく原因は、栄養不足睡眠不足などの生活習慣の問題や、紫外線を受けたことによる外部刺激などさまざまです。生活習慣が良くなかったり、紫外線対策を怠ったりしていると、髪の毛にダメージが蓄積され、壮年期にさしかかる頃にその影響が表面化してしまうことがあります。

髪がうねる

髪がうねるのは湿気が主な原因と思われがちですが、髪年齢が大きく関係している場合もあります。
美肌を維持するうえで重要な成分であるコラーゲンは、年齢とともに減少してしまいます。頭皮も肌の一部なので、このコラーゲンが不足すると頭皮が薄くなり、髪の毛の保湿性が失われ、髪のうねりにつながると考えられています。

ヘアサイクルの仕組み

ヘアサイクル 髪の毛の成長を支えるヘアサイクルは、「成長期」「退行期」「休止期」の3つに分かれています。加齢によってヘアサイクルに変化が起こるとどうなるのでしょうか?

ヘアサイクルは年齢とともに変化する

年齢を重ねていくと髪の毛が新しく生える時期である成長期が短くなり、かわりに抜け毛や白髪が増える時期である休止期と退行期が長くなるため、髪の毛の衰えにつながると言われています。

肌と同じく、頭皮も衰える

加齢とともにヘアサイクルに変化が生じれば、頭皮環境も影響を受け、フケかゆみ、皮脂の過剰分泌などのトラブルが増える恐れがあります。頭皮の状態が不健康だと髪の毛の成長力も失われてしまうため、肌や頭皮の衰えに備え、対策を講じましょう。


ライフスタイルの変化もヘアサイクルに影響

ヘアサイクルの変化は、加齢だけが原因ではありません。ライフスタイルの激しい変化も髪の毛の成長に大きな影響を及ぼすため、注意が必要です。

出産によるホルモンバランスの変化

出産を経験すると、ホルモンバランスに変化が見られます。髪の毛の成長は女性ホルモンによって支えられている面が大きいため、ホルモンの乱れによって髪の毛の成長サイクルも不安定になる可能性があります。そのため妊娠や出産にともなって髪が抜けたりすることが多くあるのです。


更年期女性のホルモン減少

更年期の女性が抱える体調不良はさまざまですが、その原因は加齢に伴う女性ホルモンの減少です。上記にもあるように、女性ホルモンと髪の毛の成長は密接な関係にあるため、ホルモンの量が低下する更年期には要注意です。


喫煙による血流低下

タバコに含まれるニコチンには、毛細血管を萎縮させて血流の働きを悪くする性質があると言われています。血流が低下すると大切な栄養素も髪の毛に運ばれず、栄養不足となって抜け毛が増加する恐れがあるのです。


飲酒によるアミノ酸不足

なぜ飲酒が髪の毛に悪いのかと言うと、髪の毛に必要な栄養が不足してしまうからです。 髪の毛の主成分はケラチンと呼ばれるタンパク質で、この物質はアミノ酸なくして合成できません。そして、アルコールを分解するためにもアミノ酸が必要不可欠です。

そのため、多量の飲酒をすると、アルコールを分解するためにアミノ酸が大量に消費されてしまい、髪の毛に必要な分のアミノ酸が不足する可能性があります。

アミノ酸不足にならない程度の飲酒を心掛けましょう。

おわりに

健康の不安は年齢とともに大きくなるものですが、髪の毛にも同じことが言えます。若い頃は元気な髪を維持できていても、ある年齢を境に髪質が変化し、ハリもコシも失われるかもしれません。年齢を重ねると、頭皮そのものの健康が損なわれやすくなり、ヘアサイクルにも乱れが生じやすくなります。

このヘアサイクルは、加齢の他にライフスタイルそのものの影響も大きく受けると言われています。若い頃の頭皮や髪の毛への心掛けが、歳を重ねたときの髪質を決めるのかもしれません。