豆知識

前髪や生え際に白髪が生える原因とは?

前髪や生え際の白髪というのはイヤでも目につくので、とっても気になりますよね。
では、なぜ前髪や生え際にはたくさん白髪が生えてくるのでしょうか?
その理由が分かれば、不要な心配をせずに適切なケアができるかもしれません。場合によっては今おこなっている対処法は逆効果かもしれませんよ……。
そこで今回は、前髪や生え際に白髪が生える原因を探るとともに、少しでも目立たなくするための対処法をいくつかご紹介します。

前髪や生え際にだけ白髪が多いと感じているだけかも……

ずばっと言いますが、そもそも前髪や生え際にだけ白髪が多いと「勘違い」しているだけのことがあります。最近白髪が気になりはじめた……と悩みはじめの方に多いようです。
私たちが鏡の前で髪を整えているときに見えるのは「前」だけなので、おでこの生え際や耳まわりの生え際、そして前髪と、自分から見える白髪がどうしても気になってしまいますよね。
これは心理学用語の「カラーバス効果」や「カクテルパーティ効果」でも説明が可能で、要は自分にとって気になる情報だけを私たちは無意識のうちに選び取っているのです。
そのため、実際には頭頂部や後頭部などほかの部分にも均等に白髪が生えているにも関わらず、自分から見える前髪や生え際にだけ意識が集中し、白髪が多いと思い込んでしまうわけです。
しかも後頭部など自分からは見えない部分の白髪の生え具合をわざわざ教えてくれるご丁寧な方などなかなかいませんから、自分ではなかなか気づくことができません。
つまり前髪や生え際にばかり白髪があると感じていても、実際にはほかの部分にも生えていることがほとんどです。
だからあまり気にしなくていいと私は思いますが、それでも心配な方は、担当の美容師さんや家族、親密な相手に見えない部分の白髪がどうなっているのか思い切って確認してみるといいでしょう。

前頭部と側頭部は白髪の生える時期が早い

白髪は、頭の部位によって生え始める時期に違いがあるといわれています。
早くから白髪が生える場所として比較的多いのが、前頭部および側頭部です。後頭部の場合、白髪が生えたとしても伸びる時期は遅くなります。

前髪と生え際の白髪は目立ちやすい

前髪や生え際の白髪は、意識しなくても鏡を見ながら髪を整えていれば自然と気付くものです。それに対し後頭部は、パっと見ただけではどれくらい白髪があるか確認しにくいでしょう。

生え際・前髪だけ白髪になる原因は?

しかし、どう見ても明らかに白髪が部分的に集中して生えている方がいますよね。他人から見てもそこまで明白にわかるようであれば、もはや「勘違い」や「思い過ごし」ではありません。
何らかの原因があるはずです。白髪は基本的に生える場所を選ばないといわれていますが、前髪や生え際だけ白髪になるのは現在次のような原因があると考えられています。
それが、「ホルモン異常・肛門の不調」、「眼精疲労」、「白髪を抜くこと」、「メイクやシャンプーの問題」の4つです。

①ホルモン異常、便秘や痔など肛門の不調や病気

ストレスなどによるホルモン異常や肛門の病気は、前髪から白髪が生える原因として考えられています。おでこの上部にはホルモン系や肛門のツボがあるといわれているため、その影響が毛髪に現れている可能性があります。

②視力の低下や目の使い過ぎによる眼精疲労

側頭部のあたりは、視神経のツボがあるといわれています。こめかみ付近の生え際に白髪が増えている場合は、目の使い過ぎによる眼精疲労が原因かもしれません。

③白髪を抜き続けたことでメラノサイトの機能が低下

前髪や生え際の白髪が目立つからといって抜き続けると、白髪の量が増えてしまうことがあります。髪を抜くとメラノサイトが傷んでメラニン色素を十分に生成できなくなるため、白髪が生えやすくなるようです。

④肌に合わない化粧品やシャンプーのすすぎ不足

肌に合わない化粧品は肌荒れの元になり、メラノサイトの機能を低下させる原因の一つです。またメイクを十分に落とし切れていない場合にも、毛穴がふさがれてメラノサイトの働きが悪化します。
そのほかシャンプーのすすぎが不十分だと、頭皮や顔のまわりにシャンプーの成分が残ってしまいます。成分の中にはメラノサイトに悪影響を及ぼすものが含まれていることもあるため、洗い残しのないようにしましょう。

前髪や生え際の白髪への対処法

前髪や生え際だけ白髪になる原因は、上記のほかに遺伝などの影響も考えられますので、一つの原因を突き止めるのは正直なところ困難でしょう。
とはいえ対策は誰にでもできます!前髪や生え際への白髪対処法として、「一般的な方法」と「とっておきの方法」に分けてご紹介します。

[一般的な白髪対処法] カラーリング・トリートメント

前髪や生え際が白くて気になるのであれば、色を黒く塗り変えてしまえばいいですよね。もっとも一般的、かつ効果的な対処法です。
しかしながら髪のカラーリングは頭皮にとって多少なりとも刺激があるため、白髪のカラーリングでおすすめなのは「黒色の部分染め」です。染める範囲が少ないほど髪や頭皮を傷めるリスクを抑えることができます。
あるいは髪の傷みは度外視し、仕事や生活に差し支えなければ、別のカラーリング方法もあります。それは「全体まるごと金髪」です。
芸能人やクリエイターで実践している方は多いです。かなり攻め気味の風貌とはなりますが、木と森が同化するので、白髪対策としては効果的です。しかも何よりカッコイイですよね。
ほかには、白髪用トリートメントという白髪対処法もあります。
こちらは通常のカラー剤とくらべて刺激が強くありません。前髪や生え際が染まりにくいのが難点ですが、トリートメントタイプであれば少し使用回数が増えても髪に大きなダメージを与えなくて済むでしょう。

[とっておきの白髪対処法] 魅せるスタイリング

前髪や生え際の白髪だけが目立って悩んでいる方々にお伝えしたい「とっておきの方法」とは、具体的な対処法というより、いくらか精神論や意識改革の話になります。
それは部分的な白髪を「堂々と見せるべし!」という言葉に尽きます。
これまでの「白髪が目立って恥ずかしい……」という内向きな気持ちから、「見てみろ、天然のメッシュだぜ!!」と鬱陶しいぐらいに堂々と魅せつけたほうが絶対にカッコイイですから。
スタイリングでいえば、オールバックなんかがいいかもしれませんね。漆黒の闇を切り裂く、ひとすじの光のようになることでしょう。

おわりに

前髪と生え際の白髪は自分から見えるので気になって当然ですが、あまり過剰に気にしすぎないようにしましょう。 それでも目立つようなら根本原因への対策として、誤った白髪対策は止め、ストレスの軽減・生活の改善に努めましょう。とはいえ、できあがってしまった白い前髪があるのであれば、隠すのではなく、魅せていくほうが断然カッコイイですよ。