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薄毛・抜け毛研究所
2018.06.22
- 薄毛
【ヘアトニックの効果】育毛剤との違いは?使い方と選び方のポイント

育毛剤とヘアトニックの違いは?
ヘアトニック含有の主成分には、保湿効果や血行促進、抗炎症作用、洗浄作用などの効果が期待できます。フケやかゆみの防止につながるため、夏場など頭皮環境が荒れやすい時期に使用するのがおすすめです。
ヘアトニックの選び方のポイントは?
ヘアトニックはスキンケアアイテムのため、商品の種類が豊富、かつ手軽に購入できるというメリットがあります。製品を選ぶ際は、使用目的やニーズに合わせてチョイスしましょう。
目的別に選ぶ
また、「リフレッシュしたいから、クールで爽快感あるタイプを」「香りが気になるから、無香料タイプのものを」といった自分のニーズを明確にすれば、数多くの種類があっても選びやすいでしょう。
使いやすいほうを選ぶ
頭皮がデリケートで優しいケアをしたい方は、ふんわり塗布するふりかけタイプがおすすめ。刺激も少なく、マッサージしながら頭皮に直接浸透できるアイテムになります。一方、爽快感が欲しい方は、噴射式のエアゾールスプレーが良いでしょう。勢いよく噴射され、頭皮が引き締まったようなすっきり感を得られます。こちらもスプレー後に頭皮をマッサージすることで、より効果が期待できます。
医薬部外品タイプもある
医薬部外品のヘアトニックは、血行促進や高い保湿効果、皮膚の殺菌・消毒に重点が置かれ、開発されています。高い効果が期待できる反面、その取り扱いには十分気を付けなければなりません。特に、自分の症状や体質にもっとも合う製品を選ぶことが大切です。
ヘアトニックの使い方
1)ヘアトニックを適量、頭皮に塗布しまんべんなくすり込む。
2)指を使って軽く叩くように刺激する。
3)親指を軸にして、4本の指で頭皮全体をもみほぐす。
4)頭皮の中でも、特に「百会」と呼ばれるつぼを重視してもむこと。親指で1・2・3と徐々に力を入れてもみ、次第に力を抜く。このマッサージを3回繰り返す。
5)百会を中心に3~4cmの範囲を、中指・薬指・人差し指を使って円を描く感じで3週圧迫する。
ヘアトニックの塗布は、髪が濡れた状態で行うと頭皮が傷みやすいため、洗髪後にしっかりドライヤーをして髪を乾かしてから使用しましょう。
おわりに
保湿効果があり、薄毛予防にもつながるヘアトニックは、使用目的や使いやすさなどで選ぶようにしましょう。自分の頭皮に合うか合わないか、医薬部外品であるかどうかもポイントの1つです。ヘアトニックは髪を乾かした状態で使用し、正しい手順にしたがって頭皮に浸透させてください。