赤ちゃんの髪の毛の疑問にお答えします!

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ご出産おめでとうございます。
幸せに向かう期間は大変なこともあったかもしれません。
しかし、約10ヶ月もの間外に出るのを待ちわびていた赤ちゃんと対面したときは、きっと悦びに満ちていたことでしょう。
これから、また長い年月をかけてお子さんが大きく成長していくのを見ることができるのは親御さんの特権です。その成長の過程で、不安な点も多々でてくると思います。
その中でも、ここでは赤ちゃんの髪の毛について説明していきます。

赤ちゃんの髪の毛について

赤ちゃんの髪の毛は大人とは少し違い、特に生まれたばかりだとふわふわとしていたりぼわっとまとまりがないように見えたりするものです。
これから、赤ちゃんの髪の毛の特徴についてお話します。

赤ちゃんの髪の毛の特徴

赤ちゃんの髪の毛にも個人差というものが存在します。
先程述べたように、ふわふわしていたり、ふさふさであったり、逆に産毛が少しあるだけで髪が全くないように見える子や、髪の色が黒や茶色など様々です。
しかし、全体として言えるのは赤ちゃんの髪の毛は柔らかく、また濃くないのが特徴といえます。

赤ちゃんの髪の毛が生える時期

では、いつ頃から赤ちゃんの髪の毛が生えてくるのでしょうか。
これにも個人差はありますが、一般的には生後6ヶ月頃までに産毛がなくなり髪の毛へと生え変わるといわれています。
また、6ヶ月というのもあくまでも目安なので、その時期に生え変わらないこともあります。それでも、1歳前後には生えそろってくるので心配せずに気長に待ちましょう。

赤ちゃんの髪の毛が禿げた

寝方などで枕との摩擦が起こることで赤ちゃんの髪の毛が一気になくなり、まるで禿げたように見えることがあります。
しかし、これもよくあることで「新生児生理的脱毛」と呼ばれます。
この現象により無くなった髪の毛も、もちろん日が経てば生えてくるので心配しなくて大丈夫です。

カットについて

それでは、ここから赤ちゃんの髪の毛をカットすることについて説明していきます。

いつカットするのか

やはり大切なお子さんなので、いつ切ればいいのか不安になることも多いと思います。
このタイミングも個人差がありますが、前髪が目にかかってきたり、耳が隠れてきたタイミングで切るのが一番です。
これも個人差があるのでその子の髪の伸び方によりますが、1歳を過ぎたあたりには髪の毛の量が多くなってきます。
赤ちゃんは自分で前髪が目に入るのを避けたりすることができないので、親御さんから見て髪の毛が邪魔そうだな、と思ったタイミングに切ってあげるのが最適です。

美容院に行って良いのか

髪を切る際には、もちろん美容院に行っても大丈夫です。
しかし、赤ちゃんのうちは泣いてしまったり、騒いでしまう可能性があるので、赤ちゃんの髪の毛を切ることが出来るかどうか、事前に美容院に確認しましょう。
美容院によっては、赤ちゃんが楽しめるようにDVDを見せてくれるところもあります。
自分で切るのはが少し不安な場合は、美容院に行くことも選択できます。

自宅で切る場合

自宅で赤ちゃんの髪の毛を切る際には、まず赤ちゃんの髪の毛用のハサミやコーム、すきバサミや、首に巻く為のタオルなどを用意します。
また、新聞紙を用意すると落ちた髪の毛も楽に片付けができます。
上手く切る為には、大きく束をつかんで切ってしまうと不恰好になる可能性があるので、少しずつブロッキングして切っていくと上手くいきます。 すきバサミを利用しながら少量ずつ切っていくとバランスの取れた髪型になるでしょう。
DVDを見せたり、おもちゃで遊ばせたりすると赤ちゃんがあまりじたばたしないので楽に散髪が可能になります。

胎毛筆について

胎毛筆というものを知っているでしょうか。
ここではあまり耳にしない、胎毛筆というものについて説明します。

胎毛筆とは

胎毛筆とは、約300年程前に中国から伝わった習慣で、赤ちゃんの頭脳明晰や健やかな成長、また字が上手くなるようにという願いを込めて、初めてハサミを入れる時の赤ちゃんの髪の毛を用いて作る筆のことをいいます。
約300年前に伝わったその習慣が今でも残されていて、記念品として作る人が多くいます。

胎毛筆の製作依頼の方法

美容院で切って、そのまま作ってもらう方法と、自宅で切って業者にお願いする方法の2種類ありますが、その業者によっては製作期間が変わってくるので前もってしっかりとどこにお願いするのかを決めておくことが大切になります。
また、筆を作る為には髪の毛が6cm以上必要なので、髪の毛がそこまで伸びるまで待つ必要があります。

金額

金額についても業者ごとにまちまちなのですが、相場は6千円から2万円とされています。
オプションとして、箱に入れたり名前を掘ったりすることで高いものだと40万円程するものもあります。

まとめ

いかがでしょうか。
何事も初めてなので子育てには不安はつきものです。
しかし、何があっても焦らずに、赤ちゃんと共に成長していくぐらいの気持ちで対応していきましょう。