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薄毛・抜け毛研究所
2026.06.24
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【医療監修あり】次世代の育毛成分?ストロベリーグアバエキスが「頭皮のエイジング」をケア
「髪が育つのは夜22時~2時」「血流を良くすれば生える」などよく耳にしますが、こういった対策では思うような育毛効果を感じられなかった方も多いのではないでしょうか。
近年の育毛分野では、発毛そのものに直接アプローチをする視点だけでなく、「髪が育つための環境を整える」ことが重要視されるようになっています。
血流・細胞・バリア機能など、複数の要素がそろって始めて毛髪は正常に成長するためです。
こうした流れの中で注目されているのが、ストロベリーグアバエキスです。
従来のように髪を“生やすこと”に特化した成分ではなく、頭皮環境を多角的に整える「土台アプローチ型」の成分の研究が進められています。
一方で、比較的新しい成分であるため、
「本当に効果があるのか」「どんな方に向いているのか」といった点が気になる方も多いと思います。
この記事では、ストロベリーグアバエキスの作用機序や試験データをもとに、期待できること・できないことを整理しながら、どのような方に適した成分なのかを医療的な視点で解説します。
ストロベリーグアバエキスとは|次世代育毛成分として注目される理由

近年、育毛分野では「毛を生やす」ことそのものだけでなく、「髪が育つ環境を整える」という考え方も治療のサポートとしてあわせて重視されるようになっています。
従来の育毛治療といえば、血流改善やホルモン調整などにフォーカスしたアプローチが中心でした。
毛髪の成長につながる要因は一つではなく、複数の要素が関与することがわかっています。その中で注目されているのが、複数の機能に同時に働きかける「環境調整型」の成分です。
ストロベリーグアバエキスもその一つとして注目されてます。ストロベリーグアバエキスは、フトモモ科植物の果実から抽出された成分で、以下のような作用が報告されています。
血流・細胞・バリア機能など、複数の要素がそろって始めて毛髪は正常に成長します。こうした流れの中で注目されているのが、ストロベリーグアバエキスなのです。
| 関与成分 | 働き |
| アデノシン | 血小板凝集抑制により血流環境をサポート |
| DGDG | VEGF分泌促進への関与が示されている |
| グルコシルセラミド | 頭皮の水分保持・外部刺激からの保護 |
なぜ今「頭皮環境」が重要視されているのか

髪の成長は、毛母細胞の分裂の良し悪しだけで決まるものではありません。
●血流が十分にあるか
●栄養が安定して供給されているか
●頭皮の状態が正常に保たれているか
といった条件が整って始めて、毛髪は正常に成長します。
しかし、加齢や生活習慣の影響により、頭皮では血流の低下や頭皮の硬化、バリア機能の低下やターンオーバーの乱れなど…さまざまな弊害が現れ始めます。これらが重なることで、毛母細胞に十分な栄養が届かなくなり、結果として髪の成長が鈍くなる可能性があるでしょう。
一般的に薄毛や抜け毛症状が出始める前段階として「毛が弱った結果として頭皮が変化する」のではなく、「頭皮環境の変化が先にあり、その結果として毛が弱る」という背景があります。
ストロベリーグアバエキスは、この“前段階”にあたる頭皮環境にアプローチする成分として注目されているのです。
ストロベリーグアバエキスの作用|頭皮環境への多角的アプローチ

ストロベリーグアバエキスの特徴は、単一の経路ではなく複数の機能に同時に働きかける点にあります。
| 作用 | 頭皮で起こる変化 | 含まれている関連成分 |
| 血流促進 | 毛根への酸素・栄養供給が安定し、毛髪の成長環境が整う | アデノシン |
| 毛乳頭細胞の増殖サポート | 毛乳頭細胞の働きが維持され、毛周期の安定につながる | フルクトース関連成分 |
| 血管関連因子への作用 | VEGF分泌促進への関与が示唆、頭皮の微小循環の維持に関与する可能性 | DGDG(ジガラクトシルジアシルグリセロール) |
| バリア機能サポート | 頭皮の乾燥や外部刺激からの影響を受けにくい状態を保つ | グルコシルセラミド(GlcCer) |
ストロベリーグアバエキスに含まれている複数の成分の作用により、毛が成長するための「土台」が整いやすくなります。頭皮環境を整える複数の作用が実験結果により確認されているため、結果的に育毛を支える成分として近年注目されているのです。(2026年現在)
ストロベリーグアバエキスの研究報告|マウス・ヒト試験から見る育毛への期待

ストロベリーグアバエキスは、機能性素材としては比較的新しい成分です。従来はスキンケアやフェムケア成分として活用されていましたが、近年では動物試験およびヒト試験の両方で育毛に関するデータが報告されています。ここでは、2026現時点での内容を整理して解説します。
マウス試験|発毛面積の増加が確認されている

参照:https://oryza.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/31fe97456d2f34e7effc50ffec520ce0.pdf
ストロベリーグアバエキスの育毛基礎研究としておこなわれたマウス試験では、ストロベリーグアバエキスを投与したマウス群において、以下のような発毛に関する変化が確認されました。
●投与18日後の時点で、対照群と比較して発毛の進行が早い
●体毛面積(発毛面積)が有意に増加
●血流改善と関連する変化も確認
グラフデータでは、対照群と比較して発毛面積が明確に上昇し、日数経過とともにその差が拡大していることが確認できます。
ヒト試験|24週間で毛髪指標の有意な改善


参照:https://oryza.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/31fe97456d2f34e7effc50ffec520ce0.pdf
さらに注目すべきなのが、ヒトを対象とした臨床試験でも有意差が確認できました。
この試験データは、被験者がストロベリーグアバエキス(フェムベリー®)を24週間継続摂取し、摂取前後の変化について明示されています。評価にはフォトトリコグラム法(毛髪解析)が用いられ、以下の結果が測定されました。
■主な結果
| 評価項目 | 結果 |
| 毛髪伸長面積 | 有意に増加(p<0.05) |
| 毛髪本数 | 有意に増加(p<0.01) |
| 毛髪幅(太さ) | 有意に増加(p<0.01) |
ヒトの試験結果を見ると、「伸長」「本数」「太さ」の3指標すべてで改善が見られています。この結果を見ると単なる一時的な変化ではなく、毛周期の改善、毛母細胞の機能回復、成長環境の改善といった複合的な作用が現れている可能性があるといえるでしょう。
画像解析データ|視覚的にも変化が確認されている



参照:https://oryza.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/31fe97456d2f34e7effc50ffec520ce0.pdf
さらにヒト試験では、数値データだけでなくマイクロスコープ画像による比較もおこなわれました。24週間後の画像では、以下の変化が確認されています。
●毛の密度が増加している
●成長途中の毛が増えている
●毛の太さが均一化している
また、頭頂部のマクロ画像においても、地肌の露出が減少しボリューム感の改善といった視覚的変化があることもわかります。
このように、「数値」+「画像」両方で変化が確認されている点を踏まえるとストロベリーグアバエキスは比較的しっかりとした育毛効果が期待できるといえるでしょう。
重要なポイント|試験結果は「単群試験」
ここで必ずおさえておきたいのが、実験結果によるエビデンスの“位置づけ”です。今回のヒト試験は、「単群試験(Single-armtrial)」として実施されています。
つまり、
●プラセボ(比較対照群)がない
●被験者自身の前後比較
で評価されてた試験です。
そのため、「完全に成分の効果だけとは断定できない」というのが今回の試験に対する見解の補足事項として捉えておく必要があります。
ストロベリーグアバエキスエビデンスのまとめ
ここまでの内容を整理すると、ストロベリーグアバエキスは実験により以下のような効果が確認できました。
ストロベリーグアバエキスの成分は、強制的に発毛させるものではなくホルモンを抑えるものでもありません。頭皮環境を整え、毛が育つ土台を改善するという特徴はあるといえそうです。
「すぐ生やす成分」ではなく「育つ状態を作る成分」として理解しておくとよいでしょう。
| 項目 | 評価 |
| マウス試験 | 発毛面積の増加あり |
| ヒト試験 | 毛髪指標の有意な改善あり |
| 視覚評価 | 改善傾向あり |
| エビデンスの質 | 発展途上(単群試験) |
この試験は、従来ストロベリーグアバエキスを、フェムケア商材である「フェムベリー®」として発売している「オリザ油化株式会社」が独自におこなったものです。
つまり、プラセボ群との比較試験がなされていないことが最終的な結論に影響する可能性があります。現状の試験結果のみを参照すると「一定の有効性は示されているが、医薬品レベルの確立されたエビデンスではない」というのを現時点での評価としておさえておきましょう。
これらのデータから見えてくるのは、ストロベリーグアバエキスの成分は、強制的に発毛させるものではなくホルモンを抑えるものでもありません。
ストロベリーグアバエキスはどんな人に向いている?

ストロベリーグアバエキスは、従来の育毛剤のように「直接発毛を促す成分」ではなく、頭皮環境の土台を整えるアプローチです。
そのため、すべての薄毛・抜け毛に適しているわけではなく、「合うケース」と「優先順位が低いケース」があります。ここでは、どのような人に適しているのかを整理しましょう。
頭皮の変化・エイジングサインを感じている人
| 状態・悩み | 頭皮で起きている 可能性のある変化 | 適している理由 |
| 頭皮が硬くなったと感じる | 血流低下 柔軟性の低下 | 血流関連作用により頭皮環境の改善が期待できる |
| 髪のハリ・コシが低下 | 毛母細胞の働きの低下 | 毛乳頭細胞の増殖サポートに関与する可能性 |
| ボリュームが出にくい | 毛周期の乱れ 細毛化 | 成長環境の維持に寄与する可能性 |
| 髪が細くなってきた | 栄養供給 血流の低下 | 毛根への栄養供給の安定につながる |
生活習慣の影響を受けやすい人(血流・代謝観点)
| 生活習慣 | 起こり得る影響 | 適している理由 |
| 睡眠不足 | 回復機能低下 血流低下 | 血流改善・環境サポート作用と相性が良い |
| ストレスが多い | 自律神経の乱れ 血管収縮 | 頭皮の微小循環の維持に関与する可能性 |
| 運動不足 | 血流低下 | 血流促進作用の補助として有効 |
| 食生活の偏り | 栄養不足・代謝低下 | 頭皮環境のベース改善に寄与 |
抜け毛予防・将来の薄毛対策をしたい人
| 状態 | 特徴 | 適している理由 |
| 抜け毛が増え始めた初期段階 | 毛周期の乱れが起き始めている | 環境改善により進行抑制に寄与する可能性 |
| 将来的な薄毛が気になる | 明確な疾患はないが不安あり | 予防・維持目的として適している |
| 髪の状態を維持したい | 現状維持フェーズ | 頭皮環境の安定に役立つ |
他の治療と併用したい人(補助的アプローチ)
| 治療内容 | 役割 | ストロベリーグアバの位置づけ |
| ミノキシジル | 血流促進(攻め) | 環境維持・補助 |
| フィナステリド デュタステリド | ホルモン抑制(原因対策) | 非ホルモン領域の補完 |
| メソセラピー等 | 直接栄養補給 | 頭皮環境のベースサポート |
向いていないケース|優先すべき対策が別にある場合
| 状態 | 主な原因 | 優先すべき対応 |
| AGA(男性型脱毛症)が進行している | DHT(ホルモン) | フィナステリド デュタステリド |
| 急激な抜け毛(休止期脱毛) | ストレス・出産・疾患 | 原因の特定と改善 |
| 頭皮の炎症・皮膚疾患 | 脂漏性皮膚炎など | 皮膚科での治療 |
| 明らかな脱毛斑がある | 自己免疫など | 医療機関受診 |
まとめ

ストロベリーグアバエキスは、強く発毛させる成分ではなく即効性を期待するものではない一方で、頭皮の老化にアプローチして長期的な育毛環境の維持につなげられる可能性があります。
そのため、「今すぐ増やしたい人」よりも「将来のために整えたい人」に適した成分といえるでしょう。
育毛商材としての実績の前に、フェムケア商材としての活用事例があるため、よりセンシティブなケア領域で実績がある成分というのは一つの安心材料にはなりそうです。また、今回実験に使用された形態であれば、1日1回のタブレット摂取のみで育毛効果が期待できるという手軽さも魅力です。
今後の比較試験の結果にも期待を寄せられそうですね。