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女性の白髪が増える原因は?白髪のメカニズムについて

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女性の白髪が増える原因
40歳を過ぎてから、急に白髪が増えてきたという女性は少なくありません。今まで白髪がなかった方でも、年齢を重ねると白髪が増えるのはどうしてなのでしょうか?
ここでは、女性の白髪が増える原因や白髪のメカニズムについてお伝えします。

女性の白髪が増える理由

女性は40代になると白髪が増えるといわれています。その原因は老化によるメラノサイトの機能低下にあります。
そもそも髪が黒く見えるのは、メラニンという色素が髪に点在しているため。メラニン色素には紫外線から細胞を守る働きがあり、髪の毛にメラニンがあることで頭は紫外線のダメージから守られています。
しかし、加齢(老化)とともに細胞の活性化は弱まり、メラノサイトの機能も低下します。メラニン色素はメラノサイトから生成されるため、メラノサイトの機能が落ちるとメラニンの量も減ってしまうのです。
老化の他にも、生活習慣や遺伝、ストレスが原因であるケースもあります。最近白髪が増えてきたという方は、原因は何か探ってみましょう。

女性の白髪の生え方

女性の白髪の生え方
白髪の生え方には、以下の3つのパターンがあります。
1)髪の毛が生え変わった際に白髪になるケース
加齢によってメラノサイトが衰え、生え変わった毛に色素がつかなくなってしまうパターンです。
2)成長期の途中で徐々に白くなるパターン
メラノサイトが衰えると、生え変わった毛だけでなくすでに生えている毛の色素が途中で減少するパターンです。
3)突然白髪になるケース
病気などが原因で突然メラノサイトの活動が止まると、急に白髪になってしまうパターンです。

女性の白髪が増える原因は?

女性の白髪が増えるのには、いくつかの原因があります。

原因1:食生活の乱れ

まず多いのが食生活の乱れ。毛母細胞や色素細胞が正常に働くためには、アミノ酸・ミネラル・ビタミンといった栄養素が必要です。これらの栄養が摂れていないと、年齢に関係なくメラニンが作られにくくなります。ダイエットや偏った食事を続けていると栄養が不足しやすいため、気をつけてください。
ただし、栄養が足りていても血行不良によって十分に体内に行き渡らないケースもあるため、注意が必要です。

原因2:ストレスなどによる自律神経の乱れ

ストレスなどによる自律神経の乱れ
ストレスがたまっていると自律神経が乱れて、白髪が増える場合があります。
自律神経には活発に活動する状態の交感神経と、リラックスした状態の副交感神経があり、ストレスを感じたときに優位になるのが交感神経です。交感神経が優位のときは血管が収縮して血流が滞るため、栄養が髪に行きわたらなくなり、メラノサイトの活動が低下してしまいます。ストレスを自覚している方は特に、運動をしたり休んだりしてストレスを軽減する工夫をしましょう。

原因3:眼精疲労などで頭皮が硬くなる

意外かもしれませんが、眼精疲労が原因で頭皮が硬くなり、白髪が増えるケースもあります。近年ではパソコンやスマートフォンが普及したことにより、慢性的な眼精疲労に陥っている方が増えています。
目を使い過ぎると、目の筋肉が緊張して目元の血流が悪くなり、さらに悪化すると頭皮の血流も滞るため、髪に栄養が行きわたらなくなってしまうのです。眼精疲労が原因の場合、こめかみに集中的に白髪が生えるケースが多くなります。こめかみに白髪が増えたと感じる方は、蒸しタオルで目を温めたり、近距離での作業の合間に休憩したりして、目の疲れを改善してみてください。

原因4:出産

女性の場合は、出産してから白髪が増えるケースも少なくありません。産後に白髪が増えるのは、栄養不足や睡眠不足が主な原因だと考えられています。
出産後は体の回復や授乳のために、多くの栄養が必要になります。しかし、育児で忙しい時期は、お母さんの食事がおろそかになりがち。髪の毛は生命維持にはかかわらないため栄養が届く優先順位が低く、栄養不足になると真っ先に影響が出てくる箇所なのです。
さらに、産後しばらくは、夜でも2~3時間おきに授乳をしなければなりません。髪の成長は夜10時から深夜2時までがピークであるため、その時間にぐっすり眠れていないと、髪の成長が阻害されてしまいます。
産後はどうしても白髪が生えやすくなってしまうため、あまり気にし過ぎないようにしましょう。生活が落ち着くと、黒髪に戻るケースも多くあります。

原因5:喫煙

喫煙
喫煙の習慣がある方は、タバコを吸わない方よりも白髪が生えやすいとされています。
タバコと髪の毛は一見関係がないように見えますが、実は大きく関係があるのです。
タバコに含まれる代表的な成分ニコチンには強い依存性があり、体内からニコチンが抜けると体は強いストレスを感じます。ストレスには交感神経を優位にさせる作用があり、血管が収縮します。すると、血の流れが悪くなって栄養が不足し、白髪が増えてしまうのです。
さらに、ニコチンには女性ホルモンのバランスを崩す働きもあります。女性ホルモンのエストロゲンには髪を健康にする働きがあり、バランスが崩れると白髪の原因になります。 白髪を予防したい方は、できるだけタバコを控えることをおすすめします。

原因6:遺伝と白髪になりやすい生活スタイル

遺伝と白髪になりやすい生活スタイル
まだ解明されていない部分が多くなりますが、白髪の増加には遺伝的な理由もあると考えられています。10代や20代の健康な方でも、両親のどちらかが若白髪の遺伝子を持っていれば、白髪が生えてくる可能性が高くなるということです。若いときから白髪が生えているという方は、両親や祖父母に若白髪があったか確認してみましょう。

おすすめの白髪対策は?

おすすめの白髪対策は?
白髪は、頭の血行不良が大本の原因であるケースが多く見られます。予防・改善のためには定期的に頭皮マッサージをして、血流を良くしましょう。マッサージは、10本の指で頭全体を掴み、ぐっと押すように動かすのがおすすめです。
このとき、頭皮が凝り固まって動かしにくいようなら、血行不良になっているかもしれません。皮膚が柔らかくなるまで、毎日マッサージを続けましょう。
また、寝る前にパソコンやスマホを触らないことも大切です。パソコンやスマホは眼精疲労を招くだけでなく、睡眠前に使うとブルーライトの刺激で眠りを浅くしてしまいます。入眠後30分の間は成長ホルモンが活発に分泌されるため、できるだけ深く眠れているのが理想。寝る前だけでも、パソコンやスマホは控えるようにしましょう。

女性の白髪を予防する食べ物はある?

白髪予防は食事面からでもアプローチできます。白髪を防ぐ成分は、明確には分かっていませんが、髪の主成分であるケラチンや、5%ほど含まれるミネラルが含まれている食品を食べれば、健康な髪に近づくとされています。
おすすめの食材は、動物性タンパク質を含むタマゴや肉、ミネラルを含む海藻類、ビタミンB2を含むレバーや納豆などの食材です。どれも身近にある食材のため、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください。

おわりに

白髪の大きな原因は、メラニン色素を生成するメラノサイトの機能低下です。 加齢によってメラノサイトが衰える場合もありますが、食生活の乱れや眼精疲労、喫煙といった、改善できることが原因のケースも少なくありません。また女性の場合は、妊娠・出産をきっかけに、ストレスや栄養不足、睡眠不足、自律神経の乱れなどが起こり、白髪につながることもあります。原因が加齢や遺伝でない場合は、生活を見直すことで白髪から黒髪に戻る可能性も十分にあるでしょう。白髪が気になる方は、ぜひ、髪に悪影響を及ぼす生活を送っていないか確認してみてください。