薄毛

白髪染めの頻度は?白髪染めとヘアカラーの違いについて

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
白髪染め
目立った白髪を染めたいと思ったとき、白髪染めにするべきかヘアカラーにするべきか迷うという方は多いのではないでしょうか。白髪染めとヘアカラーの違いがよく分からず、なぜヘアカラーでは白髪がうまく染まらないか悩んでいる方もいるかもしれません。
そこで今回は白髪染めの基本的な仕組みとともに、理想的といわれる白髪染めの使用頻度や通常のヘアカラーとの違いをご説明します。

白髪染めと髪の関係

白髪染めと髪の関係
白髪染めは大きく1剤と2剤に分けられ、これらを合わせた混合液によって髪の毛は染まります。

白髪染めは何からできているのか

白髪染めを構成する薬剤のうち、1剤は酸化染料とアルカリ剤が配合されています。酸化染料は、パラフェニレンジアミンやトルエンなどジアミン系の成分が主体です。アルカリ剤には、主要な成分としてアンモニアやモノエタノールアミンが使われています。
一方、2剤の成分は一般に「酸化剤」と呼ばれる過酸化水素水です。なおジミアン系の成分は刺激が強く炎症を引き起こしやすいため、注意が必要といわれています。

白髪染めのメカニズム

1剤に含まれる酸化染料は色の元となる成分ですが、酸化染料だけでは髪は染まりません。白髪を染めるには、同じ1剤のアルカリ剤の働きで髪のキューティクルを開く必要があります。キューティクルが開かれた状態になると、酸化染料が髪の内部へ浸透して色が付くようになるのです。
そして髪に色を入れるときに、2剤の成分が持つ酵素効果で発色効果が高まるという仕組みになっています。

白髪染めの適切な頻度とは?

白髪染めには、適切な頻度があります。あまり過度に使うと、髪や頭皮を傷めてしまうためです。

白髪染めの即効性(メリット)とダメージ(デメリット)

白髪染めを使うと気になる白髪を手早く染められるというメリットはありますが、髪や頭皮へのダメージもゼロとはいえません。
中でも代表的なダメージが、「髪のパサつき」と「頭皮のトラブル」です。白髪染めで無理にキューティクルを開くと簡単には元に戻らず、髪の潤い成分が失われやすくなりパサつきやすくなるのです。
また、白髪染めの薬剤を混ぜると活性酸素が発生し、頭皮の老化を促進してしまいます。

理想は2カ月から3カ月に1回

白髪染めを行うと髪や頭皮がダメージを受けるため、きちんと回復するまでに一定の時間をおくことが一般的です。できれば、使用する間隔を2カ月から3カ月は空けることが望ましいといわれています。 ただ、1カ月も放置すれば生え際の白さが目立つときもあるでしょう。そんなときは、髪や頭皮への負担が軽くなる部分染めがおすすめです。

白髪染めとヘアカラーの違い

白髪染めとヘアカラーの違い 白髪染めも実はヘアカラーの一種ですが、黒髪に使われる通常のヘアカラーとは成分の配合バランスが異なります。

キューティクルを開き混合液を浸透

白髪染めと黒髪用のヘアカラーはともに、髪を染める基本的なメカニズムは同じです。すでに述べたとおり、いずれも1剤と2剤の混合液を髪に塗布するとアルカリ剤がキューティクルを開き酸化染料が髪に浸透して発色します。白髪染めと黒髪用ヘアカラーの大きな違いは、「ブリーチ力」と「染毛力」の高さです。

メラニン色素を脱色

「ブリーチ力」とは、メラニン色素を脱色する働きを指します。黒髪用のヘアカラーは白髪染めに比べてブリーチ力が高く、黒髪からメラニン色素を抜く場合に効果的です。しかし、白髪は髪を黒くするメラニン色素が基本的に残っていないため、黒髪用ヘアカラーのブリーチ力は効果が出ません。

発色

染毛力とは、髪に色を浸透させる働きのこと。白髪染めは黒髪用のヘアカラーより多くの染料が配合され、高い染毛力を発揮します。そのため脱色の必要がない白髪は、ブリーチ力の高い黒髪用ヘアカラーでなく、染毛力に優れた白髪染めを使った方がきれいに染め上げられるのです。

おわりに

白髪染めは1剤と2剤を構成する成分がそれぞれ異なる働きを持っており、各機能が連動することで髪の毛を染める仕組みになっています。手軽に使える利点はありますが、頻繁に白髪染めを行うと髪や頭皮のトラブルを招く可能性があるため、2~3カ月に1回のペースが望ましいでしょう。 また、白髪染めは黒髪用のヘアカラーと基本構造は共通していますが、その効果は同じではありません。黒髪用ヘアカラーでは白髪はうまく染まらないため、白髪が気になるときには白髪染めを使用するようにしてください。