抜け毛・薄毛の原因

実はストレスだけが原因じゃない?子どもの円形脱毛症の種類は?

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円形脱毛症は大人になってからの問題と考える方も多くいますが、必ずしもそうとはいえません。実は小さな子どもでも、不自然に抜け毛が増えて円形脱毛症に悩まされるケースがあります。

そこで今回は、子ども型円形脱毛症の原因と特徴、自宅で簡単にできるヘアケアをご紹介します。

子どもの円形脱毛症の原因

子どもの円形脱毛症の原因として、まずストレスを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしそれ以外にもさまざまな要因で抜け毛が増える可能性があります。

「薄毛」と「円形脱毛症」は一般的に異なる症状のため、それぞれの原因をご紹介します。

薄毛の原因

薄毛が起きる最大の原因は、毛髪サイクルの乱れです。成長期の子どもでも、日々の生活で大きなストレスを受けると毛根の劣化を早め、成長サイクルを乱す恐れがあります。

毛髪の成長サイクルが元に戻れば再び髪の毛は生えてきますが、生活習慣の乱れやストレス過多が続けばその分薄毛が進行してしまうため注意が必要です。

円形脱毛症の原因

表面のウィルス拡大図 子どもの円形脱毛症を引き起こす原因としては、摩擦やストレス、さらに自己免疫疾患との関係も指摘されています。

摩擦による円形脱毛症は特に乳児に見られます。眠っている時間が長いために寝具との摩擦が原因となって起きることが多く、この場合は成長とともに自然に治ります。

自己免疫疾患とは、本来ウイルスなどの外的から体を守るためにある自己免疫機能が、何らかの原因で誤作動を起こし、正常な細胞や組織を傷つけてしまう症状です。自己免疫疾患によって毛包が傷つくと、育つはずの髪の毛も育たなくなってしまいます。

子どもの円形脱毛症の種類

子どもの円形脱毛症の種類には、「単発型」「多発型」「全頭脱毛型」の3つがあります。

単発型

赤ちゃんの後頭部 単発型は、子どもの円形脱毛症の中でも軽度の症状に分類されます。脱毛部分が1カ所、もしくは2カ所で、抜け毛の量もそれほど多くありません。

自然に症状が収まるケースも多く、それほど深刻に捉える必要はありません。しかし、症状が進行するものもあるため、経過をチェックしておきましょう。

多発型

脱毛部分が複数箇所に見られる症状です。1カ所の範囲が広がったり、脱毛箇所の数が増えたりすることもあるため、皮膚科など専門医への相談をおすすめします。

また、この症状は1度回復しても再発するケースもあるため、改善したからといって途中で治療をやめることがないようにしてください。

全頭脱毛型

頭のかなりの部分に脱毛範囲が広がっている症状を指します。
治療せずに進行を放置すれば、まゆ毛や体毛などにまで脱毛現象が広がる恐れがあるため注意が必要です。

自宅でできる子どもへのケアは?

髪の毛が抜けてしまった子どもの心理的ダメージは計り知れません。子どもが少しでも円形脱毛症を気にせずに生活を送れるよう、4つの対策法をご紹介します。

1.帽子で隠す

円形脱毛症が目立つ状態だと、外で元気に遊ぶこともできないでしょう。頭皮の状態を気にせず外出できるようにするためにも、帽子で隠してあげましょう。

帽子は日差しの厳しい夏では紫外線対策にもなり、頭皮環境の保護にもつながります。

2.枕カバーは抜け毛が目立たない色に

円形脱毛症になると、抜け毛が枕の上にたくさん落ちてしまいます。抜け毛を見て不安になる子どもも多いため、メンタルケアの一環として枕カバーを抜け毛の目立たない暗色系のものに変えましょう。

3.パントテン酸を意識して食事する

パントテン酸はビタミンを豊富に含む、髪の毛の成長に良い物質です。肌や髪の毛を作る大切な栄養素なため、子どものときから積極的にパントテン酸の入った食品の摂取が望まれます。

パントテン酸はレバーや納豆、卵黄などに豊富に含まれているため、それらの食品を食べさせるようにしましょう。

4.線維状の薄毛パウダー商品やカラースプレーを使用

専用の線維状パウダーの利用もぜひ検討してください。薄毛をカバーし、細い髪の毛も太く見るため、円形脱毛症をカバーするのに最適です。

このパウダーは、スタイリング剤のヘアミストやヘアスプレーを併用することで、雨や風、激しい運動でも落ちにくくなり、洗髪すれば簡単に落ちるという大変利便性の高いアイテムです。この繊維状パウダーやカラースプレーなどを活用し、お子さんの心をケアしてあげてください。

おわりに

子どもの円形脱毛症には、自己免疫疾患やストレス、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな要因があります。その種類も複数あるため、それぞれのタイプに合わせた対策を講じ、症状の進行を抑えましょう。また、無理な自己判断はせず、皮膚科医や専門医に相談することも検討してください。

そして、忘れてはいけないことがお子さんの精神的なケアです。身近にいる保護者がしっかりと支えてあげましょう。