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髪をシャンプーでしっかり洗っても、いつの間にか髪がギトギトする場合、頭皮が何らかのトラブルを起こしているかもしれません。原因は1つとは限りませんが、対策すれば症状が改善する可能性は十分あります。
そこで今回は髪がベタベタする主な原因と、頭皮の健康回復につながる改善方法をいくつかご紹介します。
そこで今回は髪がベタベタする主な原因と、頭皮の健康回復につながる改善方法をいくつかご紹介します。
髪の毛がベタベタする原因とは

髪がベタベタする直接的な原因は、頭皮の皮脂です。皮脂が過剰に分泌されたり、詰まったりする原因には以下のようなものが考えられます。
ホルモンバランスの乱れ
皮脂の過剰分泌を引き起こす主な原因の1つが、ホルモンバランスの乱れです。男性ホルモンは皮脂腺の働きを活発にするため、男性ホルモンの量が増えるほど皮脂腺への刺激も強まり髪はベタベタします。生まれつきの体質
人によっては、生まれつきの体質のために髪がギトギトしていることもあります。皮脂の分泌量には遺伝も影響するため、家族に油っぽい髪の方がいる場合、遺伝的に受け継いでいるかもしれません。毛穴に整髪料や汚れが詰まっている
油分を多く含む整髪料を使っている方は、洗髪時に全部落とせていないと髪がギトギトする原因になります。整髪料以外に毛穴の皮脂汚れが残っていても、同様です。シャンプーが合っていない
シャンプーが自分の頭皮に合っていない、というケースは少なくありません。頭皮の皮脂が多い場合、シャンプーの洗浄力が弱いと十分に皮脂を落とせず髪にベタ感が残ってしまうのです。頭皮が乾燥している
皮脂の少ない方が髪を洗いすぎれば、必要以上に皮脂を落としてしまい頭皮は本来の潤いを保てません。皮脂が多すぎるのも良くありませんが、反対に皮脂が少なすぎると、肌は本来の機能を取り戻そうと皮脂の分泌量を異常に増やしてしまいます。油っぽいものをよく食べる
食生活も頭皮環境に大きく影響します。油分や糖分ばかり摂取していると皮脂の主成分である中性脂肪が形成されやすくなり、皮脂が必要以上に分泌されてしまいます。髪の毛の異常をほっておくとどうなる?

かゆみ
代表的な症状の1つがかゆみです。皮脂は、毛穴に生息する細菌にとっては格好のエサのため、洗い残した皮脂が毛穴にたまり続けていると細菌の繁殖を助けてしまいます。何もケアしなければ、細菌の異常繁殖を招くかもしれません。ニオイ
皮脂が詰まるとニオイの原因にもなります。とはいえ、皮脂は最初からひどいニオイを出すわけではありません。頭皮の皮脂が酸化することで、「ノネナール」と呼ばれる不快なニオイを発生します。炎症にともなうフケ
頭皮のケアを怠ると、かゆみ以外のトラブルに見舞われる場合もあります。その1つが、炎症にともなう脂性フケです。脂性フケは、皮脂が混ざっているため一般的なフケと異なりベタベタしています。ベタベタの髪の毛を改善するには?
髪のベタベタを改善するためには、食事を含めた生活スタイルとともに使っているシャンプーなどを見直すことから始めましょう。食生活の改善
食事は栄養バランスを考慮し、基本的に中性脂肪は控えながら野菜をたっぷり摂取してください。肉類は脂質の少ないロース肉・鶏の胸肉・ササミなどが、お菓子は甘いものよりナッツ類やフルーツ系がおすすめです。
直接的な関わりがわかりづらいので、まずは後述するシャンプーなどで改善が見られるかどうかを確認すると良いでしょう。
シャンプーの見直し
シャンプーを選ぶときは、頭皮との相性に着目します。 しかし、安易に皮脂が多いからといって過度に洗浄力の強いシャンプーを使うと頭皮を傷めるかもしれません。 それでも、皮脂が多いからといって過度に洗浄力の強いシャンプーを使うと頭皮を傷めるかもしれません。いくつか試してみて、自分に合うシャンプーを見つけることが大切です。
自分に合うシャンプーがわからない場合には、ヘアサロンなどでおすすめを聞いてみるのも良いでしょう。