ちょっと気になるヘアメンテナンス!金髪を綺麗に長く維持するにはいくらかかるの?

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A.最低限、月々にして数千円以上のコストはかかるでしょう。
なので価格重視ならセルフカラーがおすすめです。
一度でも金髪にしたことがあればわかるかと思いますが、金髪を綺麗に、しかも長く維持するのは想像以上に大変です。
でも芸能人やアーティストのなかには金髪をトレードマークにしていて、いつ見ても金髪の人がいますよね。似合っていれば、とてもかっこいいと思います。
ただ、そんな芸能人やアーティストであっても、毛穴から金色の毛髪が自然と生えてくるわけはありません。
なので彼ら彼女らは、私たちからは見えないところで絶え間ないケアと費用、時間を金髪の維持に費やしているのです。おそらく一流の芸能人やアーティストであれば、月々にして数万円以上のコストをかけていることでしょう。
金髪を綺麗に長く維持できるのもある種の才能と努力が必要といえるかもしれません。

髪のダメージとの闘い

なぜ金髪の維持にコストがかかるのかを理解するには、金髪にするとどのような支障があるのかを理解する必要があります。 なぜなら、その支障を解決、克服するために対策を打とうとすると、否応なくコストがかかるからです。
まず一つ目の大きな支障は、髪のダメージです。
金髪を綺麗に保つには髪のダメージと闘い続けなければなりません。
ハイブリーチやホワイトブリーチをしたあとの毛髪は、指先でつまんで引っ張ればプチっと切れてしまうほどのダメージを負ってしまうことがあります。
さらに髪質は見た目も明らかにガサついてしまい、水分が全部飛んでしまい完全に「潤い」を失った髪質になることがあるのです。これでは残念ながら綺麗な髪とはいえません。
だからこれまで以上に入念なケアが必要になります。
たとえばシャンプー後のトリートメントや就寝前の保湿液などは、口コミなどを参考に、しっかりと定評のあるものを選んだほうが無難です。
信頼のおける「良いもの」は、ほとんど例外なく割高とはなりますが、綺麗な金髪を維持するための必要コストと考えるべきでしょう。

髪色との闘い

セルフカラーで金髪に挑戦した人に多いのが、脱色が足りずに、オレンジがかった中途半端な色合いの髪色になってしまうことです。 これは金髪愛好者からみると最悪です。
やんちゃをしたがっている高校一年生にしか見えません。
はっきり言えば、ダサくなりがちです。
わざわざ時間とお金を使って、ダサくなりたい人はいないはずです。
だからやはり、知識や経験が乏しいうちは、市販のブリーチでセルフカラーをするよりも、プロの美容師にまかせるほうが絶対的におすすめです。
とはいえアフターケアは自宅でも可能です。
たとえば、いわゆる「ムラシャン」という紫色のシャンプーを持続的に取り入れることで、オレンジ色や黄色の色味をおさえることができます。 美容師さんから丁寧なアドバイスをもらえるかとは思いますが、簡単にいえば、これは補色を利用した「色」の基本的な原理です。
いずれにしても、単にブリーチをして終わりというわけにはいかないのです。
さらに、金髪にした人が避けられない髪色に関する闘いとして、いわゆる「プリン」との闘いがあります。 「プリン」もまた、誰の目から見ても「ダサい」現象の一つなので、なるべく避けなければなりません。
一般的に、髪の毛は1か月に1センチほど伸びるといわれているので、3か月もすれば十分に立派なプリンのできあがりです。 根元から新しく生えてきた地毛の黒が相当目立ち始めます。
つまり、金髪を長く維持するためにはプリンとも闘い続けなければなりません。
定期的にブリーチし続けなければならないのです。

定期的なリタッチをしよう

プリンを解消したいからといって、毎回髪全体にハイブリーチやホワイトブリーチを入れていたら、コスト云々の前に髪がボロボロになってしまいます。
そこで絶対的におすすめなのが、リタッチカラーです。
プリンの黒い部分のみを染めることで、元の金髪となじむようにするわけです。
くり返しますが、このような絶え間ない努力が金髪を綺麗に維持する秘訣です。
リタッチカラーにはメリットしかありません。
まず、髪の傷みを最小限におさえられます。
さらにブリーチ剤の量や塗るのにかかる人的コストも減らせるため、費用も浮かせられます。
それに伴って、時間も短縮できるでしょう。
よって、金髪を綺麗に、長く維持するために必要な最大のキーは、リタッチカラーにあるといってもいいでしょう。 もちろんセルフカラーでも可能ですが、同じ色味を出すにはやはりプロの技術を頼ったほうが間違いないでしょう。

まとめ

金髪は、かつてみなさんが想像していた以上に、実は維持が大変です。
しかしながら金髪をトレードマークにすることで享受できるメリットもたくさんあるはずです。
たとえばその一つに、「こいつ、ただ者じゃないな」という第一印象を与えることができるでしょう。
クリエイターやアーティストなら、この第一印象は案件の獲得につながることもあり得ます。
定期的なリタッチカラーや日々のケアを怠らない覚悟がある方は、是非とも金髪に挑戦してみてはいかがでしょうか。