汗をかいても大丈夫!夏に重宝するドライシャンプーとは?

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ドライシャンプーとは、洗い流さないシャンプーです。
水が必要ないので外出先でも気軽に使うことができますし、シャワーやお風呂に入れないときにも重宝します。
災害の多い日本では、ドライシャンプーは防災グッズとしても注目を集めていて、実際に阪神淡路大震災や東日本大震災のときに大活躍しました。
毎日お風呂に入る習慣のない海外の国では、日常的にドライシャンプーを愛用する人が多いようです。

ドライシャンプーのメリットとは?

まずはメリットをまとめていきます。

ドライシャンプーはお風呂に入れないときに使える

例えば、ヘアカラーをした後はカラーを定着させるために24時間は髪の毛を洗わないでくださいと、美容室で言われた経験がある方も多いと思います。
そんなときでもパウダータイプやスプレータイプのドライシャンプーなら使うことができるので、髪の毛を清潔に保つことができます。
また、災害に見舞われてお風呂に入れないときや、飛行機などの長時間の移動、入院時などでしばらくお風呂に入れないときにもドライシャンプーは重宝します。

外出先でもふんわりした髪に復活させてくれる

髪がべたついていてもドライシャンプーを使えば、すっきり清潔感のあるふわふわな髪を取り戻せます。
髪全体がべたついているときや、前髪が汗で崩れてしまうのが気になるときにサッと使えるのでとても便利です。

汗をかいたときのべたつきを抑えてくれる

ドライシャンプーは髪のべたつきを吸収してにおいを消してくれる効果があります。
暑い日だと、駅まで向かう道を歩いただけで汗が出てきたり、走ってもいないのにいつの間にか髪の毛がべたついてしまったりすることがありますよね。
それをそのままにしていると時間が経てば嫌なにおいを発してしまう可能性も。
ドライシャンプーはそんなときこそ使ってほしいアイテムです。

ヘアフレグランスとしての効果もある

香り付きのドライシャンプーも多く販売されているので、ドライシャンプーを使えばヘアフレグランスとしての効果も発揮してくれます。

ドライシャンプーの種類は?

ドライシャンプーといってもさまざまな種類があり、大きく5種類に分かれます。

サッと吹きかけるだけの「スプレータイプ」

スプレータイプは、サッと吹きかけるだけで髪をさらさらにしてくれます。
これは、スプレーをするだけですぐに完了するので、時間のない方におすすめです。
香り付きのスプレータイプのものだと、ヘアフレグランスのように使える点もスプレータイプのメリットです。

洗髪と変わらない効果「泡タイプ」

泡タイプのドライシャンプーはべたつきや蒸れをしっかり吸収してくれます。
使い方は、泡を髪や地肌に直接伸ばして全体に行き渡らせてタオルなどで拭き取ります。
頭皮に直接届いて皮脂を吸着するので洗髪と同じくらいの効果がありますが、外出時に使う場合は、タオルも持っていないといけないので少し不便かもしれません。
普段使いというよりは、頻繁にお風呂に入れない災害時や入院時に重宝するドライシャンプーのひとつです。

直接汗を吸着してくれる「ジェルタイプ」

ジェルタイプは、頭皮に直接届いて汗を吸着してくれる上に、使っている途中で垂れてくる心配がありません。
ジェルタイプのドライシャンプーには、エタノールなどのスッとする成分が含まれていることが多いので、洗い心地がサッパリするのが特徴です。
こちらも泡タイプと同様、頭皮に直接塗って使うので洗髪と同じくらいの効果が得やすく、災害時や入院時、介護用として使うのにおすすめのタイプです。

持ち運びやすく気軽に使える「シートタイプ」

シートタイプのドライシャンプーは、運動後汗をかいたときに汗拭きシートのように髪に使えるので、持ち運びがしやすくて便利なのが特徴です。
ポケットや小さなバッグに入れていてもかさばらないので、工事現場での作業や、バイクに乗る時などにヘルメットを被る方におすすめです。

頭皮の油分を吸着する「パウダータイプ」

パウダータイプのドライシャンプーは、頭皮の皮脂を吸着してくれます。
使うときは、適量を手に取りマッサージするように髪になじませます。簡単にふわっとボリュームのある髪に戻してくれるので、幅広い世代や性別の方が愛用しています。

自分に合ったドライシャンプーはどう選ぶの?

最後に、何に注目してドライシャンプーを選べばいいのか、ポイントを2つご紹介します。

成分に要注意

ドライシャンプーは商品によっては刺激が強い成分が配合されていることがあるので、敏感肌の方は特に成分に気を使って、購入前には必ず確認するようにしましょう。
特に、シリコン、防腐剤、人工香料、コンディショニング成分は、肌へ刺激を与える可能性があるので避けましょう。
ドライシャンプーの中には、無添加のものもあるので敏感肌の方には無添加のものを特におすすめします。

香りにも注目しよう

ドライシャンプーは無香料のものから、香り付きのものまでたくさんの種類があるのでどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
お好みの香りを選ぶのは大前提ですが、におい対策をしてくれるか、という点も外せないポイントです。
例えば、汗のにおいが気になる方には、オレンジやレモンなどの柑橘系の香りがおすすめです。
すっきりとした爽やかな香りなので、好き嫌いが分かれにくいところも嬉しいポイント。
脂っぽいにおいなども気になる方なら、ミント系の香りがおすすめです。
ミント系はスッと爽快感のある香りなので、気分転換にもなります。

おわりに

今回はドライシャンプーについて解説しました。
一言でドライシャンプーといってもさまざまな種類や香りがあるので、自分の肌や好み、使いたい状況によって選ぶのがポイントです。
暑くなる季節の髪の救世主ドライシャンプー、ぜひ使ってみてください。