Q&A

何ミリから「坊主(ボウズ)」というの?

A.明確な定義はありません30ミリの長さでも坊主と呼ばれることがあります。
「曖昧なことを解決しよう」というシリーズにも関わらず曖昧な答えになってしまい申し訳ないのですが、「何ミリから何ミリまでが坊主である」という一般に明確な定義はありません。なので今から私たちで協力して、坊主の新しい定義について独自に考えてみましょう。
まず手始めに、「坊主」という言葉を辞書で引いてみると次のような記載を見つけることができます。

“髪の毛のない頭。また、毛をそったり短く刈ったりした頭。

― 大辞泉 第二版 (デジタル大辞泉)より引用”
さっそく謎のひとつが解けたのではないでしょうか?これにて「スキンヘッド」というジャンルが見事に「坊主」に回収されたように思います。私自身、辞書を引くまでは「スキンヘッド」には「スキンヘッド」という特権的な呼び名が与えられているため、坊主には含まれないのではないかと疑っておりました。 しかしながら「髪の毛のない頭」も坊主であると辞書に明記されているわけですから、もはや堂々たる坊主と認定していいでしょう。
たしかによくよく考えてみれば、坊主頭というのは本来お坊さんがしていた髪型をいうわけで、お坊さんといえば頭をキレイに剃毛されている方が多いですよね。とはいえ俗にいう「スキンヘッド」という呼び名を「お坊さん」に向けて使うのにはどうも抵抗がありました。 しかしこの際はっきり言いましょう。本来のお坊さんはスキンヘッドです! つまり簡潔にまとめると、「0ミリから坊主である」と捉えることができます。

「何ミリまで坊主なのか?」という難問について

美容系の雑誌やネットで男性の髪型を見ていると、20ミリ30ミリの長さであっても「坊主」のカテゴリーに入れられていることがあります。 でも私はこれに対して「NO」を突きつけたいと思います。
私たちの知っている坊主というのは、高校球児のように泥臭くも純粋であったり、反省を表明するための決意であったり、それこそお坊さんのように潔白なイメージと密接に結びついていたはずです。 ところが20ミリ30ミリある最近の坊主といえば、「おしゃれボウズ」などともてはやされていて、かつての純粋さや潔白さとはかけ離れてしまっています。なかには頭頂部や後頭部に向けてグラデーションのように髪の長さが変わっているものもあり色気づこうと必死なのです。
もっといえば、「ベリーショート」はいったいどこへ行ってしまったのでしょうか?30ミリでグラデーションをしていたら「ベリーショート」には入れてもらえないのでしょうか? 私としては、このグラデーションのような色気づいた髪型は「ベリーショート」におまかせして、すべての髪の毛を均等の長さに刈った丸坊主こそ「坊主」と呼ぶにふさわしいと考えます。

まとめ

では結局のところ「何ミリまで坊主なのか?」。 最後はそこでしたよね。
0ミリから坊主が始まり、しかもこれらの髪の毛はすべて均等の長さに刈った丸坊主でなければならない。ここまでが、私たちが独自に考えてきた坊主の新しい定義でした。
とはいえ何ミリまでかを決めるのは本当に難しいですね。3ミリだと坊主の範囲が狭くなりすぎますし、9ミリでも10ミリでもどちらでもそれなりの理由付けはできそうです。あるいは15ミリあたりまで拡大していいような気もします……。
わかりました。苦悩していても始まりませんね。最後は高校球児のように潔く明快に宣言したいと思います。
坊主の新しい定義は、「0ミリから9ミリまでの丸坊主」としましょう!数字を一桁で統一したほうが潔いですし、9ミリなら地肌がちょうど透けて見えない程度の坊主でありながら、誰が見ても坊主といえる長さかと思います。
※繰り返しますが、あくまでもこれは本記事の持論であって、「坊主」におけるミリ単位での正確な定義はありません。