薄毛に悩む女性たちへ。ヘアアレンジで少ない髪を多く見せる方法

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近年薄毛に悩む女性が増加してきています。薄毛が進行してしまうと、髪型選びも難しくなってしまいますよね。

地肌が透けてみえる、人の目が気になる…など薄毛による女性の悩みもさまざまです。
しかし、ボリュームが減った髪でも、ヘアアレンジ次第で髪を多く見せることが可能です。
今回は、ヘアアレンジで髪をボリュームアップさせる方法についてご紹介します。

分け目を変えるアレンジ

分け目を変えるアレンジは、最もシンプルで取り組みやすい方法です。ずっと同じ分け目を続けた場合、その部分の髪は薄くなりやすくなります。そのため定期的(2~3カ月に1回など)に分け目の場所を変えることで、分け目部分の肌への負担を軽減させます。

真ん中、左側または右側に分け目を変えるだけで、ペタンとしていた分け目の髪の根元に動きが出て、ヘアスタイルの印象は変わります。

新しい場所の分け目は最初は安定しませんが、時間の経過と共に落ち着きます。ドライヤーを当てて動きをコントロールするのも良いでしょう。

頭頂部・トップを隠すヘアアレンジ

髪が少なくても、前髪が長い場合は頭頂部やトップの薄毛をカバーすることができます。
頭頂部付近の少ない髪を、長い前髪で多く見せるヘアアレンジ方法では、まず前髪を後頭部に向かってクシでとかし、頭頂部・トップでクリップやバレッタで止めます。前髪を後頭部の方へ持ってくることでトップをふんわりとさせボリュームを出すと、顔の表情も良くみえるため、髪にボリュームを出しながら明るい印象を与えます。

前髪が短い場合は前髪を残して、前髪の後ろの髪を頭頂部・トップへ持っていきクリップなどで止める方法があります。他にも、髪を巻いてサイドからトップに向けて髪を持ってくるアレンジ方法や、髪の量によってはアメピンを使う楽しみ方もあります。

カチューシャ・ヘアバンド・帽子などの小物でアレンジ

携帯電話を持った麦わら帽子の女性 カチューシャ・ヘアバンド、ヘアーターバンなどのアイテムを利用するアレンジも、トレンド感のある仕上がりになるため有効です。カチューシャなど広範囲で薄毛をカバーできますし、素材によっては圧迫感も少なく、毛根への負担も減少されます。

ヘアーターバンは、前頭部の薄毛対応には便利ですし、カチューシャ・ヘアバンドはロングヘアでもショートヘアでもポイントアレンジに使えます。

帽子は、頭頂部の薄毛が気になる場合に活用できるアイテム。洋服にあわせてコーディネートを楽しむことができる点と、複雑なアレンジが必要ない点も魅力です。
帽子はカチューシャなどとは違い長時間かぶり続けると頭が蒸れ、頭皮には良くないため素材の通気性を気にかけるようにしましょう。

ドライヤーやワックスを使ったアレンジ

顔にドライヤーを当てる女性 ドライヤーを使ったヘアアレンジの特徴は、少ない髪を根元からフワッと持ち上げ、ボリュームを多く見せるのがポイントです。

ブローの際に空気を入れるようにブローして、ワックスを使って髪の毛をデザインすることもできます。髪に動きを出す女性向けのワックスも各種販売されており、ドライヤーを使わずエアリー感を出すワックスでセットするアレンジ方法もあります。

ロングヘアもさまざまなアレンジを楽しめますが、ミディアムのボブヘアは手間が少なく、薄毛を隠しやすいヘアスタイルで人気があります。

ワックスを使用する際は、根元ではなく動きを出したい毛先を中心につけ、必ずシャンプーなどでしっかり落とすようにしてください。


ヘアアレンジをする際の注意点

薄毛をカバーにするのにヘアアレンジはおすすめですが、ヘアアレンジのやり方によっては髪や頭皮を傷めてしまうため注意が必要です。

ヘアアレンジを行う際に1番注意しなければならないのは、長時間同じ髪型や分け目でいることです。できるだけ同じ髪型や分け目を続けないことが、髪に負担をかけないポイントです。

また強く髪を引っ張り続けることも注意です。頭皮の血行が悪くなり、栄養などがきちんと髪の毛に運ばれなくなる恐れがあります。結ぶ場所を変えるなどの工夫をしてダメージを与えないようにしましょう。