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毛・抜け毛研究所

2017.03.31

  • 抜け毛

    産後や更年期の抜け毛隠しにも役立つ、女性の薄毛を自然に隠す方法

    薄毛は男性に起こる症状、というイメージを持たれる方が多いかもしれません。しかし、女性でも産後や更年期などのデリケートな時期には、薄毛になる可能性があるのです。

    そこで今回は、女性の薄毛のリスクや自然に隠す方法、女性の薄毛治療についてご紹介します。

    女性に起こる薄毛リスク

    薄毛や抜け毛は早めの対処や予防が大切です。女性に起こりうる薄毛のリスクとは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

    妊娠中や産後の抜け毛

    新しい命の誕生に立ち会う妊娠中や産後は、体が通常とは異なる状態へと変化します。そのため、妊娠中や産後の女性はホルモンバランスが崩れやすく、結果として抜け毛の症状がみられることがあります。

    特に、産後は赤ちゃん中心の生活で夜泣きや授乳のために夜中に目を覚ますことも多く、睡眠不足ストレスを感じやすい時期でもあります。

    このような生活習慣の変化も、抜け毛や薄毛のもとになる恐れがあります。このようなことが原因で起こる抜け毛は、時間の経過によって自分の体や赤ちゃんの状態が落ち着けば、自然と解消されていくことがほとんどです。

    更年期に起こる抜け毛

    女性ホルモン(エストロゲン)には、毛髪の発達や成長を助ける働きがありますが、女性が更年期を迎えると体内のエストロゲンが減少します。

    更年期に入り、エストロゲンの働きが弱まることで、薄毛や抜け毛を起こしやすい体内環境へと変化することがあります。

    けん引性脱毛症

    けん引性脱毛症とは、髪の毛を結うことで毛穴に大きな負担が掛かり、分け目部分の髪の毛が薄くなってしまう症状です。長く伸ばした髪を高い位置で結うポニーテールは、多くの女性が常日頃から楽しんでいるヘアスタイルの1つでしょう。

    しかし、このようなヘアスタイルがけん引性脱毛症の要因となっている恐れがあります。毎日同じヘアスタイルを続けている方は、特に注意してください。

    またエクステは、継続的に髪をひっぱったり髪の根元が不衛生な状態を引き起こしたりすることがあります。エクステをつける場合には定期的にほどき、髪を休ませるようにしましょう。

    女性の薄毛を自然に隠す方法

    生え際や分け目の薄毛が気になる方は、簡単ヘアアレンジで隠しましょう。髪の毛にちょっとしたアレンジを加えるだけで、自然な見た目になります。

    ヘアバンドやターバンによるアレンジ

    ヘアバンドをした女性
    ヘアバンドやターバンといったヘアアクセサリーを使用し、髪の毛の生え際を隠す方法です。いつもの髪型にアイテムをプラスするだけで、薄毛を隠しながらおしゃれも楽しめます。

    分け目を変える

    もう1つ気軽にできる対策が、いつもと違う分け目にすることです。例えば、真ん中で分けている方は、少し横に分け目をずらしましょう。自然とイメージチェンジをしながら、髪の毛のボリュームアップも狙えます。

    また分け目を直線にせず、ギザギザとくしを通すと生え際が見えにくい自然な分け目になり、ふんわりとボリュームを出すこともできます。

    女性の薄毛治療の種類

    女性の頭を見る医師
    専門の医療機関で行われる女性の薄毛治療は、医師のカウンセリングを受けたあと検査を実施し、薬やサプリメントが処方される流れです。

    場合によっては、注射を始めとした処置を受けることもあります。その際は女性専門のクリニックを利用すると周囲からの目線が気にならず、より安心できるでしょう。

    おわりに

    薄毛や抜け毛の症状にお悩みの女性は、決して少なくありません。対策としては、ヘアバンドやターバンを用いて薄毛が気になるところを隠す、髪の毛の分け目を変えてみる、医療機関に相談するなどがあります。

    特に、ヘアアイテムを使用して髪の毛にアレンジを加える方法は、どなたでも簡単にチャレンジできるでしょう。

    しかし、ヘアアレンジはあくまで一時的な対処法です。薄毛を根本的に解決したいなら、医療機関を受診し専門医に相談することも大切です。

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