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毛・抜け毛研究所

2023.05.12

  • 豆知識

    ヘルメット着用義務化特集「ヘルメットを被っても崩れにくいおすすめヘアスタイル5選」(美容師監修)

    2023年4月1日から、年齢関係なく自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されました。
    命を守るヘルメットですが、「髪型が崩れるのが気になる」という方もいるでしょう。
    そこで今回は、ヘルメットを被っても崩れないヘアスタイルをご紹介。
    同時に崩れにくくするための土台作りや、おすすめのヘアアクセサリーや帽子も解説しているため、参考にしてみてください。

    ヘルメット着用義務化はいつから?

    道路交通法の改正によって、2023年(令和5年)4月1日から、自転車利用の際のヘルメットの着用が努力義務化されました。
    今までは13歳未満の子どもにヘルメットをかぶらせるように親が務めなければなりませんでしたが、今年度からは年齢に関係なく、着用の努力義務が適応されます。
    警察庁によると、過去5年間で起きた自転車事故ではヘルメットの有無で致死率は約2.3倍も変化するとされており、ヘルメットの着用を推奨しています。
    ヘルメットの着用によって命を守ることができますが、通勤や通学で自転車を使用する方も多いでしょう。
    ヘルメットをかぶっても崩れないヘアスタイルを知っておくことで、着用へのストレスも少なくなります。

    ヘルメットを被ってもOKな髪の土台作り

    ヘルメットをかぶっても崩れないヘアスタイルには、土台作りが大切です。
    崩れにくく、崩れてもなおしやすい土台作りを行いましょう。
    そこでここでは、髪の土台作りに大切な方法をいくつか紹介します。
    ヘルメットだけでなく、風の強い日や長時間のおでかけにも共通しているため、チェックしてみてください。

    寝癖をなおす

    ヘルメットをかぶることで、寝癖も隠せますがヘルメットを脱いだ後の寝癖は固定されてしまうため、簡単にはなおせません。
    そのため、ヘルメットをかぶる前は寝癖なおしなどで根元から寝癖をなおしておきましょう。
    さらに、スタイリングするときにも、寝癖をなおしておくことで理想的に仕上がり、ヘルメットを脱いだ後も手ぐしでふんわりとスタイリングしやすくなります。

    髪の毛を完全に乾かす

    シャワーや寝癖なおしスプレーなどで濡らしたあとは、根元から完全に乾かして、髪が濡れた状態でヘルメットをかぶらないようにしましょう。
    髪が少しでも濡れた状態でヘルメットをかぶってしまうと体温によって蒸され、髪の毛がぺたんこになりやすいです。
    また、衛生的にも良くなく、嫌な匂いのもとにもなるため、髪はしっかり乾かしましょう。

    ドライシャンプーを使用する

    災害時用としても1本持っておきたいドライシャンプーは、頭皮や髪の皮脂によるベタつきを取り、ふんわりとした髪を取り戻してくれるアイテムです。
    そのため、ヘルメットをかぶってぺたんこになった髪も、根元にドライシャンプーを使うことで理想的な髪に仕上げることができます。
    ヘルメットで蒸されて嫌な匂いがするときにも、ドライシャンプーでリセット可能です。
    ドライシャンプーには、シートタイプ・スプレータイプ・ムースタイプ・ジェルタイプなどさまざまな種類があるため、選択肢も多いでしょう。
    持ち運びやすさや使いやすさによって、選べるのも魅力です。

    ヘルメットを被っても崩れにくいおすすめヘアスタイル5選

    それでは、実際にヘルメットを被っても崩れにくいおすすめのヘアスタイルをご紹介します。
    ショートヘアからロングヘアまで解説しているため、ご自身にあったスタイルを参考にしてみてください。

    無敵のショートヘア

    女性でも、ベリーショートやショートヘアであればヘルメットを被っても無敵です。
    しかし、パーマを活かしたショートヘアや前髪を巻いてきれいに作り込むスタイルはヘルメットによって潰れてしまうため、ナチュラルな毛流れを活かしたスタイルや斜め分けの前髪、前髪なしのショートヘアがおすすめです。
    ヘルメットを脱いだときにクシャクシャと直せるように、ドライシャンプーを持っておくと安心です。

    ノーセットの無造作ヘア

    かっちりと作り込まず、髪の毛を自由に動かす「無造作ヘア」はショートヘアからロングヘアまで対応できるスタイルです。
    トップにボリュームを出す必要があるため、ヘルメットを脱いだ後はドライシャンプーを付けて、根元を立ち上げるように手ぐしでセットしましょう。
    無造作ヘアのため、かっちりとしないで良いためヘルメットを脱いだあとのスタイリングは簡単です。
    ハイライトやバレイヤージュなどのカラーリングとの相性も抜群のため、トレンドカラーを取り入れたい方にもおすすめです。

    Aラインシルエット

    Aラインシルエットのヘアスタイルは、ミディアムヘアからロングヘアまで対応する「A」のように下に広がる髪型です。
    耳周りからふんわりと広がるスカートのようなシルエットを作ることで、頭頂部がヘルメットで潰れても安心です。
    顔まわりにボリュームがくるデザインのため、顔の輪郭がぼやけて小顔効果も得られます。
    ヘアカーラーやコテによって作れますが、パーマを当てて作ることで朝のスタイリングも楽にできるでしょう。

    低めポニーテール

    ヘルメットを被っても邪魔にならない、低い位置でのポニーテールもおすすめです。
    高めのポニーテールでは、あとが付きやすいため低めの位置が良いでしょう。
    毛先をミックス巻きしておくことで、ほどいたときにも手ぐしでラフな印象を作れます。

    三編み

    低めの位置の三編みや、低めツインテールの三編みもおすすめです。
    キュッとしっかりめに編むのもよし、少し崩したラフな三編みもヘルメットを被っても崩れにくいでしょう。
    三編みの際は、ワックスを付けて揉み込むことでより崩れにくくなります。
    さらに、三編みで固定しておくことで自転車に乗っている最中の風などの刺激を受けにくく、髪が傷みにくいといったメリットもあります。

    ヘアアクセサリーや帽子を上手に使用する

    ヘルメットを被っても崩れにくいヘアスタイルを紹介しましたが、風の有無や湿度、髪の毛のコンディションによっては、ヘアスタイルがキマらないこともあるでしょう。
    そこで活躍するのが、ヘアアクセサリーや帽子です。

    ここでは、救世主として1つは持っておきたいトレンドヘアアイテムをご紹介します。

    バンスクリップ

    ヘアクリップの一種で、クリップ部分がワニのようになっており、髪をしっかりホールドするバンスクリップ。
    バネの力で髪の毛を挟むため、まとめ髪も簡単です。10cm以上の幅がある大きめのバンスクリップを使用することで、髪の量が多い方やロングヘアの方も簡単にまとめられます。
    ヘルメットを脱いだタイミングでもすぐにまとめられるでしょう。
    また、事前に巻いておくことで、おくれ毛が落ちてもこなれ感が演出できます。

    カチューシャ

    カチューシャは、近年再びブームのヘアアクセサリーのひとつです。
    ヘルメットによって前髪のスタイリングがしづらくなった場合の救世主となるでしょう。
    顔まわりの髪を上げて、おでこを出すスタイルを作ることにより、おしゃれ度もアップ。
    普段から前髪のあるスタイルが多い方は、簡単にイメチェンすることも可能です。
    カチューシャは、プチプラのものや太さもさまざま。
    外ハネヘアやまとめ髪でも対応するため、1本持っておくと便利です。

    サマーニット帽

    サマーニット帽は、小さいバッグにも畳んで入れられ、シワも付きにくいため、ヘルメットを着用する自転車やバイク移動でも重宝するアイテムです。
    特にベレー帽タイプは素材も薄く、おでこを出すスタイルは一段とおしゃれ。
    サマーニットであれば「カチューシャではガーリー過ぎて挑戦しにくい」という方も、カジュアルに決まります。
    カラーバリエーションも豊富であるため、コーディネートに合わせたチョイスで楽しみましょう。

    【まとめ】

    2023年4月1日から着用努力義務化された、自転車乗車時のヘルメット。
    命を守るヘルメットですが、ヘルメットの着用は「髪がぺたんこになる」「スタイリングが崩れる」といった悩みも出てくるでしょう。
    ヘルメットを被っても崩れにくいヘアスタイルには、自然な毛流れを活かしたショートヘアのほか、ミディアムからロングヘアにまで対応する無造作ヘア、Aラインシルエット、ヘアアレンジでは低めのポニーテールや三編みがおすすめです。
    それでも崩れてしまったときに重宝するのが、バンスクリップやカチューシャ、サマーニットなどです。
    どれもバッグに入れられるため、お守りとして持っておくのも良いでしょう。
    ヘルメットをかぶっても崩れにくいヘアスタイルの土台作りも理解しておき、快適な自転車ライフを過ごしましょう。
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