薄毛がモテる国がある!?日本人と海外の人の髪の毛に対する捉え方の違いとは

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日本での薄毛は、触れてはいけないようなデリケートな問題と認識されがちです。しかし海外では、薄毛に対する認識は様々なことをご存知でしょうか。
そこで今回は、日本人と海外の人の髪の毛に対する考え方の違いについてご紹介します。

日本人の薄毛に関する捉え方

髪の毛をつまみ鏡を見る男性 日本における薄毛の成人男性の割合は、現在4人に1人とも言われています。そして、日本における薄毛の人は40~50代の男性に多いイメージでしたが、現在は女性や若い年代にも多くみられ、年々増えつづけています。そのため最近では、日本人の薄毛に関する考え方も以前ほど否定的なものではなくなりつつありますが、今もなお日本で薄毛はネガティブなイメージを持たれがちです。

この薄毛に対する日本人と海外の人との考え方の違いには諸説ありますが、欧米諸国は薄毛や抜け毛の割合が多く、薄毛であることそのものが自然なこととして受け入れられているのに対して、日本では欧米諸国に比べて薄毛率が低く薄毛の人が目立ってしまうことも、日本人の薄毛に対するネガティブな印象を生み出す理由の一つと言えるかもしれません。

海外の人の薄毛に関する捉え方

指さす方を見るサングラスをかけた男女 日本と比べると、欧米を中心とした海外では薄毛になる人が多く、その理由は遺伝や体質、環境や食生活がかかわっていると考えられています。

そんな中で、薄毛が多く、かつモテる国として挙げられるのがフランスやイタリアです。フランスやイタリアでは、薄毛には色気やセクシーさがあるとされています。そのため、薄毛も自分をアピールする手段の1つとして隠さない人もみられます。

そして中国では、薄毛は裕福な人、能力がある人という考え方が根付いています。そのため、薄毛はアピールポイントだと考える人もいて、薄毛であってもあまり悩んだり気にしない人が多いようです。

またドイツは、世界でも有数の薄毛人口の多い国です。そのため、薄毛であることを気にする人が少ないそうです。

一方アメリカでは、薄毛そのものに偏見はないと言われていますが、薄毛のケアの仕方によってその人のステイタスや生活習慣を見られているということがあります。 アメリカでの薄毛や抜け毛の市場規模が大変大きいことからも分かるように、薄毛予防や薄毛ケアは、ビジネスシーンなどよりよい対人関係を築く上でも重要な要素だと考えられているようです。

薄毛が多い国と少ない国の違いは?

薄毛の人が多い国と少ない国ではどのような違いがあるのでしょうか?
薄毛が多い国としては、チェコ、スペイン、ドイツ、少ない国としてはインドが挙げられます。

薄毛が多い国の特徴としては、肉料理やビールの消費量が多く、油脂やアルコールを多く摂取する食生活をしている傾向が挙げられます。肉などの油を多く含む食生活は薄毛の原因となる恐れがあります。これら食生活の変化は、近年の日本における薄毛人口の増加にも関連があるのではないかと考えられています。

一方、薄毛の少ない国とされているインドは頭皮ケアの先進国と言われています。インドでは様々な髪の毛の研究が行われており、日本でのヘアケアで使用されることが多くなっている「ヘナ」はインドが発祥です。

インドに薄毛が少ない理由の一つとして、主食となっているカレーが関係していると言う説もあります。カレーに含まれている成分には育毛効果があると言われており、これらのスパイスを日常的に食べているインド人は薄毛になりにくいそうです。

おわりに

今回は、日本人と海外の人の髪の毛に対する考え方の違いについてご紹介しました。
日本ではまだネガティブなイメージを拭いきれない薄毛ですが、海外では薄毛に対して様々な考え方を持っています。また、国によっても薄毛になりやすい国・なりにくい国があることがわかります。

薄毛の考え方やとらえ方は、薄毛の人の割合やその土地の文化によっても大きく変わるようです。