ネクストブレイク?リング付きのエクステとは?

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A.大きなリングで簡単に着脱できる今までにないタイプのエクステです。
まだ正確な名称も定着していないほど新しく、今後どんな名称で呼ばれるのか注目です。
2021年現在、リング付きのエクステを使用した新しいヘアアレンジがSNS界隈で注目を浴びています。
とはいってもまだ「ブレイク」というまでには至っておらず、一部のアーリーアダプターが反応している程度です。
リング付きエクステとはどういうものなのか?
なぜネクストブレイクの予感を秘めているのか?ブレイク前夜に、そのポイントを押さえておきましょう。

「いいね」を稼いだ新しいヘアアレンジ

2020年10月、シンガーソングライターのReol(れをる)さんがツイッターに投稿した写真が注目を集めました。
当の本人が「最近のReol式ポニテ」と称して紹介したその写真は、一見するとReol(れをる)さんのポニーテール姿が後方から写されている写真でした。
しかしよく見てみると、ポニーテールの結び目部分がリングで連結されていることに気づきます。
つまり地毛ではなく、エクステを使ったポニーテールだということがわかります。
このツイートは2021年9月時点において、2.2万件ものリツイート、9.4万件もの「いいね」を獲得しています。
ちなみにReol(れをる)さんは、2019年にリリースした「文明EP」がiTunes総合チャートで1位、オリコン初登場で7位を記録するほどのインフルエンサーです。 しかしながら9.4万件もの「いいね」数をもらうことは簡単なことではありません。
またコメント欄には、「今まで見てきたポニーテールの中でReol式ポニーテールが1番好きです!!」 「れをる氏にすごい似合ってます!成人式まだ先だけどやろうかな‥」など絶賛の声コメントが並んでいます。
つまりReol(れをる)さんのパーソナリティだけではなく、この新しいヘアアレンジ自体に相当な吸引力があると考えていいでしょう。
また時をさらにさかのぼれば、2019年に歌手の倖田來未さんがツインテール風のお団子ヘアにリング付きのエクステを装着した姿をインスタグラムに投稿しています。
彼女たちを時代の先駆けだと考えると、時を経て、一般の私たちのあいだでリング付きのエクステがブレイクする日もそう遠くないのではないでしょうか。

リング付きエクステの魅力

「リング付きのエクステ」はまだ黎明期です。
きっとこれから、もっと認知されることで商品化の流れが加速していくでしょう。
ではここからは、リング付きエクステの魅力・メリットを具体的にご紹介します。

着脱が簡単

リング付きエクステの一番の魅力は、着脱の簡単さでしょう。
Reol(れをる)さん流に言えば「リングパーツで即着脱ができるよ」とのことです。
従来のエクステの魅力が、地毛ではできない髪型にも簡単に変身できることだったとすれば、リング付きエクステはその変身を解くのも簡単です。
ピアスを外すような感覚でリングとリングの連結を外すことができます。
従来のエクステにも「シールエクステ」や「チップ型エクステ」などセルフでおこなえる簡単なタイプは存在しますが、 それでもそのときの気分やファッションによって着脱できるほど簡単ではありませんでした。
その点リング付きエクステは、従来のエクステと比べて着脱が圧倒的に簡単なのです。

コストは一回

また従来のエクステでは基本的に、追加したい毛量によってコストが増すほか、取り外すにもコストが必要でした。
エクステの着脱を専門のヘアサロンでおこなうのがオーソドックスだったこともあり、一回エクステを着ける相場はだいたい2万円前後、さらに取り外しで別途3,000円前後のコストがかかります。
ところがリング付きエクステなら、かかる費用は一回きり。器用な人なら自作することも可能です。
いずれにしても、今の黎明期を越えて市場に参入するクリエイターや企業が増えれば、間違いなく今より安価に入手できるようになるでしょう。

おわりに

Reol(れをる)さんや倖田來未さんのように、リング付きエクステを装着するには後頭部で地毛を輪っか状にするか、 ツインテールの塩梅で頭部の両サイドを輪っか状にするかで、要は髪の毛にもリングを装着する下準備がです。
しかし主に女性が装着するヘアアクセサリーにはすでに多種多様なバリエーションが存在します。
これらのヘアアレンジと組み合わせることで、現状では想像もつかないような新しいヘアアレンジが今後広がっていくかもしれません。
そんな可能性をリング付きエクステには感じます。
セルフで簡単にその日のファッションと合わせて、さまざまな髪型を楽しめる日もきっと近いでしょう。