髪の傷みにはヘアマスクが最高!ヘアマスクのおすすめの使い方とは

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今回は、ヘアマスクの効果やおすすめの使い方などについて解説します。
ヘアマスクは髪のダメージケアに効果があるので、ブリーチやヘアカラーなどで髪の毛が傷んでしまっている人にはぜひ使って欲しいアイテムです。
ヘアマスクの特徴や使い方をしっかり理解して、自分のヘアケアに役立ててみてくださいね。

ヘアマスクの効果とは

ヘアマスクは、ダメージを受けた髪を修復するのに効果があるアイテムです。
髪は、ドライヤーやヘアアイロンの使用、紫外線、寝ている間の枕との摩擦など、日常生活を送るだけでも傷んでしまうので、綺麗な髪を保つにはしっかりとしたケアが必要です。
そこで活躍してくれるのが傷んでしまった髪を内部から修復・改善する「ヘアマスク」。
使用頻度は人によってさまざまですが、大体週に2~3回の使用が推奨されています。

ヘアマスクとトリートメントの違い

トリートメントは、髪の内部に栄養を行き渡らせて髪を修復してくれるアイテムです。
ヘアマスクもトリートメントもダメージを受けた髪を修復するという点では同じ役割を持っていますが、ヘアマスクの方がダメージケア効果が高いとされています。
また、もうひとつの違いとして、トリートメントは毎日使用するのが効果的といわれていますが、ヘアマスクはスペシャルケアとして取り入れるのが効果的という点があります。

自分に合ったヘアマスクの選び方

ヘアマスクといってもたくさんの種類があります。
ここではなりたい髪に合わせたヘアマスクの選び方を紹介します。

傷んだ髪の修復には「ノンシリコンタイプ」

ノンシリコンのヘアマスクは、ダメージを受けて傷んでしまった髪を積極的に修復してくれます。
ノンシリコンのヘアマスクによく含まれている「ケラチン」という成分が傷んだ髪のキューティクルに届いてさらさらでなめらかな髪にしてくれます。
ノンシリコンのヘアマスクを使った後の洗いあがりは、「ふんわりさらさら」。
特に髪がぺたっとしてしまう方や、髪が細めでボリュームが足りないと感じる方には、髪にボリュームを持たせてふんわりとさせてくれるノンシリコンのヘアマスクがおすすめです。

ツヤツヤ髪になるなら「シリコンタイプ」

シリコンは髪の表面をコーティングして艶を出し、指通りの良いなめらかな髪にしてくれる成分です。
シリコンを含んだシャンプーやトリートメント、ヘアマスクを使い続けることで、帽子を被ったり枕で擦れたりするときに起こる摩擦からのダメージを軽減できます。
昔はシリコン入りの化粧品を使うと毛穴の詰まりを引き起こすのではないかという疑問があり避けられてきました。
しかし最近の研究ではシリコンの粒子は非常に小さいため、毛穴が詰まることはないという結果が出ています。
シリコンはこれまでなんとなく避けられてきた成分でしたが、安心して使用することができますね。
特に、艶があってなめらかな髪になりたいという方には、シリコン入りのヘアマスクがおすすめ。
シリコンは成分表では「~ポリマー」という名前で表記されていることが多いので、購入するときに確認してみてください。

ヘアマスクの使い方3選

それでは、ヘアマスクのおすすめの使い方を3つご紹介します。
使う頻度や、髪につけておく時間でも洗いあがりに差が出るので、試してみてください。

ダメージに合わせて頻度を変える使い方

ヘアマスクは毎日ではなく、週に2回ほどのスペシャルケアとして使います。
基本は週に2回で十分ですが、ブリーチや繰り返したヘアカラー、パーマなどでかなり傷んでしまっている髪には、週に3回使用するのがおすすめです。
また、週1~2回ほどしかヘアマスクをしない方でも、サロンで髪を染めてすぐのときや、1日中外にいるなどして紫外線を強く浴びた日がある週だけ使用頻度を増やしてみるのも良いですよ。

髪に揉みこむようにして使う

ヘアマスクを毛先から中間に付けた後に揉みこむのもおすすめです。
ヘアマスクを髪につけて何十分も放置するより、入念に揉みこんだ方が効果が出るといわれています。
早速方法を説明していきます。
1.使用前に軽く髪の水気を切ります。
2.ヘアマスクをたっぷりとり、手のひらに伸ばして手の温度で温めます。
これを行うことで髪にヘアマスクが浸透しやすくなるといわれています。
3.ヘアマスクを髪の毛先から中間に向けて伸ばし、揉みこみます。
4.最後に粗めのコームを通します。
少し面倒に感じるかもしれませんが、これをすることでより髪にヘアマスクが馴染んでくれます。
5.最後にぬるま湯ですすぎます。
熱いお湯で流してしまうと、かえって髪がダメージを受けてしまったり、流れすぎてヘアマスクの効果が薄れてしまう可能性があります。
ヘアマスクを使うときの注意点としては、頭皮には直接付けないように気を付けてください。
頭皮にヘアマスクがつくと、痒みや赤みの原因になったり、かえって髪の毛がべたついてしまいます。
また、肩や耳の後ろなども入念に洗い流すようにしましょう。

5分以上放置するときの使い方

ヘアマスクを髪に揉みこむ方法では「何十分も放置するより、入念に揉みこんだ方が効果が出る」と前述しましたが、 揉みこむ工程が面倒だと感じる方は放置するときのポイントを押さえれば、十分に効果を発揮することができます。
ポイントは、ヘアマスクを髪につけた後に「ヘアキャップや長いタオルで髪をまとめること」です。
放置している間はお風呂に浸かってリラックスするのも良いですし、体を洗っても良いです。
ヘアキャップなどをして放置している間に、成分が髪の内部まで浸透してダメージケアをしてくれます。
放置する時間は最低でも5分は必要です。
お風呂でゆっくりしたいときには、こちらの方法を試してみてください。

ヘアマスクに関するよくある質問

最後に、ヘアマスクに関するよくある質問とその回答をご紹介します。

ヘアマスクの使用頻度は?

多くの製品が週2回ほどの使用を推奨していますが、製品によって異なるのでそれぞれの使用方法に従ってください。
ただ、ヘアマスクの使い方3選でもご紹介したように、ご自身の髪のダメージに合わせて使用頻度を変えてみるのも良いと思います。

ヘアマスクとトリートメントは併用できる?

ヘアマスクとトリートメントは併用する必要はありません。
理由としては、ヘアマスクはトリートメントの効果を高くしたものなので、似たような成分が使われていることが多いからです。
毎日のヘアケアとしてトリートメントを使用して、週に2回ほどのスペシャルケアとしてヘアマスクを使用すると良いでしょう。

まとめ

今回は、ヘアマスクの効果やおすすめの使い方などを紹介しました。
ヘアマスクはさまざまなタイプのものがあるので、購入前に一度「どんな髪になりたいのか」を考えてから商品を選ぶようにしましょう。
髪の毛は、ブリーチやヘアカラー、パーマだけではなく、ただ日常生活を送るだけでも傷んでしまうもの。
週に数回のヘアマスクを使ったスペシャルケアで自分の髪を労わって、綺麗な髪を維持していきましょう。