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毛・抜け毛研究所

2021.02.26

  • 豆知識

    そんな資格があったなんて知らなかった!毛髪診断士について学ぼう

    今現在、日本には千個以上もの資格が存在します。

    英検やTOEICなど名前をよく聞くポピュラーなものからあまり耳にしないような様々な資格がある中で、毛髪診断士という資格を知っているでしょうか。
    毛髪、ということだから髪の毛に関する資格なのだろうなと検討はつきますが実際にどのようなものかは想像できないと思います。
    髪の毛は人間にもともと備わっており、生きていく上で切り離せません。
    そこで、こんな髪の毛を扱っている、毛髪診断士という資格について知っていきましょう。

    髪の毛と皮膚について

    肌は肌、毛は毛と思われがちですが、その2つは密接に関わりあっています。
    毛髪診断士のことを知る前に、まず髪の毛や、髪の毛と関わりの深い皮膚のことについて学んでいきましょう。

    髪の毛が存在する理由

    先に述べた通り、髪の毛が生える理由は人間の身体を守ることにあります。
    一概に守るといっても主に2つの役割があります。
    1つ目は保護をすることです。
    人間の頭は筋肉や脂肪がほとんどない為、衝撃が加わった場合、その衝撃がダイレクトに感じられます。
    そして、頭には身体の全てをコントロールしている脳があり、衝撃によって脳が働かなくなる可能性もあります。
    その衝撃の緩衝材としての役割が髪の毛なのです。

    2つ目に、身体の調子を整える役割があります。

    直射日光を防いだり、体内の老廃物を排出したりなど身体にとって、とても大切な役割を担っています。

    皮膚について

    肌は大きく分けて表皮と真皮と呼ばれる2つの層で成り立っています。
    表皮の役割は0.2ミリの厚さで私達を外部環境から守ること、真皮の役割は肌の水分を保つことです。
    肌は基底層というところで作られます。

    毛髪について

    先ほど毛髪の役割は説明したので、ここでは生え方や構造について説明します。
    そもそも、毛髪というものは皮膚の付属器官であるため、皮膚の一部であるとされています。
    毛髪の構造は3層で構成されており、外側から毛表皮、皮質、髄質となっています。
    髪の毛にはヘアサイクルというものが存在し、約5年の成長期、約2~3週間の退行期、そして約3~4ヶ月間の休止期の3つの時期を1つのサイクルとして毛が生え変わります。
    そして髪の毛には身体に入った有害な物質などを排出する役割もあり、このヘアサイクルによってそれを可能にしています。

    髪の毛にまつわる悩み

    髪の毛に関する悩みは年齢などによる個人差があるものですが、若年層であるとパサツキやくせ毛、また染めることによる切れ毛の悩みが多く、歳を追うごとに薄毛や白髪で悩む方が増えているようです。

    毛髪診断士とは

    いよいよ毛髪診断士についてご説明します。

    どのような資格なのか

    毛髪診断士とはその名の通り、毛髪に関することのスペシャリストです。
    毛髪に関する知識が豊富でそれに付随する皮膚などにも精通しており、また毛髪の状態を顕微鏡を使って観察することもできます。
    そして、その技術を持つことで毛髪に関して悩みをもっている人へのアドバイスを行っています。

    どのくらいの期間で取得するのか

    毛髪診断士になるためには毛髪診断士の講習会に2日間参加することと毛髪診断士の試験に合格することが必要になります。
    試験自体は1時間程度で終わるものとなっていますが、必ずしも誰もが受かる試験ではないようです。
    試験内容は、毛髪に関することから、ホルモンについて、皮膚についてなど様々となっており、マルバツ問題と選択式の穴埋め問題なのでしっかりと勉強することが合格の肝になってきます。

    毛髪診断士の在籍するサロン

    毛髪診断士は先にもお話した通り、毛髪に関しての悩みをもっている人へのアドバイスをする仕事です。
    毛髪診断士の在籍するサロンでは、顕微鏡などを利用して、個人個人に合う的確な悩みへの治療が可能になります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    人間の身体に付随し大切な脳を守ってくれている髪の毛にエキスパートがいることに驚いたかもしれません。
    もし、毛髪に関する悩みを抱えたら彼らや彼女らの在籍するサロンに足を運んでみるのはいかがでしょうか。
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