髪に関する知識や技術を公開中
薄毛・抜け毛研究所
2018.04.20
- 頭皮ケア
湯シャンはベタつきに効果あり?適切な温度やメリット・デメリット
お湯だけで汚れはどのくらい落ちるのか

したがって、湯シャンをする際はシャワーの温度を36~38度に設定して、いつものシャンプーよりも時間を掛けて頭皮を洗浄しましょう。
湯シャンのメリット
シャンプーを使う洗髪から湯シャンに切り替えると、どのような効果が期待できるのかについてご紹介します。
フケ・かゆみが減少
湯シャンに切り替えると、シャンプーやコンディショナーを使用しなくなるため、洗浄成分による皮脂の落とし過ぎを防げるようになります。また、シャワーで洗い残した成分が頭皮に残ることもありません。これにより、フケやかゆみといった頭皮トラブルの改善が期待できるのです。
頭皮の匂いが改善
湯シャンを継続すると、頭皮で分泌される皮脂の量が適切な状態に保たれ、頭皮環境が良好になります。さらに、頭皮にもともと住んでいる良い菌の働きも活発化し、頭皮を清潔な状態に整えたり、臭いが改善されたりするのです。
湯シャンのデメリット
前項では、湯シャンを行うことで得られるメリットをお伝えしました。しかし、シャンプー剤を使わないことによるデメリットもあるのです。
ふわふわ感がなくなる
湯シャンを始めたばかりの頃は、髪の毛にややベタつきを感じることがあります。そのため、シャンプーやコンディショナーを使って保たれていた髪の毛のふんわり感が、失われたように思うかもしれません。とはいえ、頭皮が湯シャンに慣れていくにつれて、頭皮がベタつくような状態は徐々に改善されるでしょう。
ツヤがなくなる
シャンプーやコンディショナーには、髪の毛にツヤを与えるさまざまな成分が含まれています。洗髪が湯シャンだけになると、髪の毛がキシキシしたりツヤがなくなったように感じたりするかもしれません。
髪のキシキシを解決する方法

以上の方法から、自分に合う湯シャンを無理なく続けてください。
おわりに
今回は、湯シャンの効果とメリット・デメリットについてご紹介しました。
シャンプーから湯シャンに切り替えることで、頭皮の匂い改善やフケ・かゆみの予防につながります。しかし、湯シャンに慣れて頭皮環境が整うまで、やや時間が掛かるでしょう。湯シャンを無理なく続けられるように、まずは週1回程度から始めてみてください。