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薄毛・抜け毛研究所
2018.03.23
- 薄毛
頭皮の毛穴に角栓が…!詰まりを予防する洗い方・ケア方法
頭皮は皮脂がたまりやすい場所
- 運動不足
- 乱れた生活習慣
- ストレス
- 喫煙
- 肥満
頭皮の毛穴詰まりを放置してはダメ!
頭皮の臭いやベタつきは、頭皮の毛穴に詰まっている角栓が影響を及ぼしています。以下に、頭皮トラブルの発生メカニズムについてまとめました。
頭皮の臭いは毛穴の汚れ
シャンプーで、頭皮の皮脂や汚れ(ほこり・花粉)をしっかり落とさないと、毛穴に汚れがたまります。毛穴に詰まった汚れは角栓となり、時間の経過とともに酸化。そして、まるで発酵したチーズのような臭いが頭皮から発生するのです。
頭皮がベタつくのは皮脂分泌量
頭皮の皮脂量には個人差がありますが、必要以上に皮脂分泌してしまうと頭皮がベタついてしまいます。反対に皮脂が不足すると頭皮の乾燥につながることから、適度な皮脂量を保持することが大切です。
毛穴に角栓が詰まらないようにするための対処法
食事や生活習慣の改善、正しい髪の洗い方を実践すれば、角栓詰まりの予防ができます。以下は、毛穴詰まりを防ぐ対処法のポイントです。
皮脂の分泌を抑える栄養素を摂取する
皮脂の分泌を抑える栄養素は、ビタミンB2・B6、ビタミンC、オメガ3脂肪酸が挙げられます。普段の食生活に取り入れるよう意識すると良いでしょう。
ビタミンB2・B6
ビタミンB2とB6が不足すると、皮脂の分泌量が増加傾向になります。緑黄色野菜にはビタミンB2やB6が豊富に含まれているため、食事で摂取しましょう。
ビタミンC
ビタミンCは皮脂分泌を抑えるのはもちろんのこと、亜鉛や鉄などのミネラルの吸収を助けてくれます。頭皮と髪の健康をサポートするうえで欠かせない栄養素です。
オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は、えごま油・亜麻仁油などに含まれる「αリノレン酸」、青魚に多く含まれている「DHA」「EPA」の3つに分類されます。これらの栄養素は体内で作ることができないため、オメガ3脂肪酸を含む食べ物を積極的に摂取してください。
規則正しい生活習慣

自律神経が乱れていると、皮脂の分泌異常を引き起こす可能性があります。そこで、早寝早起きや栄養のある食事を心掛けて規則正しい生活を送り、自律神経を正常な状態に保ちましょう。なかでも睡眠は大切で、夜10時~深夜2時の時間帯に多くの成長ホルモンが分泌されるため、この時間帯は睡眠中であることが理想的です。
正しい洗髪の実践
毛穴に皮脂や汚れが詰まるのは、髪の洗い方が不十分である可能性があります。日頃から正しい髪の洗い方を実践し、頭皮環境を清潔に保ちましょう。
洗髪前にブラシで汚れを落とす
洗髪前に髪の毛のブラッシングを行います。洗髪前のブラッシングは、髪の根元までお湯を行きわたらせるための、大切なポイントです。
お湯でじっくりと髪の汚れを落とす
頭皮の汚れや皮脂、整髪料をお湯で洗い落とします。このとき、お湯で頭皮を十分に温めてください。頭皮を温めて角質や皮脂を柔らかくすることで、毛穴に詰まった汚れも落ちやすくなります。
シャンプーは少量を泡立て使用し、しっかり洗い流す

シャンプー剤は手のひらで細かく泡立て、生え際から頭頂部に向けて指を通し頭皮を洗います。指の腹を使ってやさしく指圧するように洗ってください。そして、シャンプーとコンディショナーのすすぎ残しに気を付けることも大切です。
おわりに
頭皮の毛穴は、皮脂や汚れがたまりやすい場所です。毛穴に詰まった汚れは角栓となり、頭皮のベタつきや臭いの発生につながります。そこで、頭皮環境を清潔に保つためにも、皮脂の過剰分泌を抑える栄養素の摂取や、規則正しい生活、正しい髪の洗い方を日頃から実践しましょう。