抜け毛・薄毛の原因

更年期と抜け毛・薄毛の関係は?女性に起こりやすい髪の悩み

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多くの女性を悩ませる更年期。一般的には、閉経を迎える前後10年間くらいが更年期の時期だと言われています。

更年期は、女性ホルモンの分泌が減ることでホルモンバランスが大きく崩れ、体内に様々な影響を及ぼします。薄毛や抜け毛も更年期に現れる症状の一つであるため、髪の悩みが多くなる時期でもあります。

今回は、抜け毛・薄毛など更年期の女性に起こりやすい髪の悩みについてご紹介します。

なぜ更年期は抜け毛と薄毛になりやすいのか

更年期に起こりやすい髪の毛の症状として、1番多いのは抜け毛です。そのまま薄毛になってしまう方も少なくありません。
更年期に髪が抜けやすくなってしまう原因として考えられる理由の1つに、女性ホルモンの急激な減少と頭皮環境の悪化が挙げられます。

閉経が近づくと「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンが急激に減少します。このエストロゲンは、女性の体にとってとても大切な働きをしていますが、体だけではなく髪の成長を促したり、太く抜けづらい髪を育てる上で重要な髪の成長期を持続させるためにも必要です。
さらに、最近髪の毛のツヤやハリを向上させることが判明してきたコラーゲンですが、エストロゲンにはそのコラーゲンの合成を促す働きもあるのです。

また、エストロゲンには肌を保湿する効果がありますが、そのエストロゲンの減少で頭皮が急激に乾燥するようになり、外部からの雑菌や紫外線に弱くなってしまいます。

そういった影響から、エストロゲンが減ることで、髪の毛を生産する力が弱まり、次第に抜け毛へとつながるとされているようです。エストロゲンの減少は、髪の成長や頭皮環境にとって良い状態ではありません。男性の薄毛の場合、頭頂部などの一部が極端に薄くなってしまいますが、女性は全体的に髪が薄くなる傾向にあります。

また更年期の薄毛や抜け毛の悩みには、女性ホルモンの減少の他に、頭皮環境の悪化も関係してきます。 ヘアアレンジや刺激の強いシャンプー、パーマなど、頭皮に長年負担をかけ、頭皮環境に悪い影響を与え続けていくことで加齢とともに抜け毛や薄毛が増える原因になってしまうのです。

更年期からの抜け毛・薄毛を予防・改善する方法

更年期に起こる抜け毛・薄毛を予防・改善するためには、女性ホルモンの減少と頭皮環境の悪化などの対策を行うことが大切です。以下では更年期の抜け毛・薄毛の予防・改善する方法をご紹介します。

頭皮マッサージで血行を促進

虫眼鏡で見る女性の頭皮 頭皮マッサージには、血行を促進させて頭皮全体に栄養を行き渡らせる作用があります。これにより新陳代謝を高め、髪の再生や成長につなげることが可能です。また、頭皮を柔らかくすることで毛穴の詰まりを防ぐことができ、頭皮環境の改善にもつながります。

頭皮マッサージを行う際には、指の腹で指圧するように頭全体をマッサージしてください。入浴中や洗髪後に行うと、血流が高まっているため頭皮がほぐれやすく、マッサージの効果もさらに期待できるでしょう。

女性用育毛剤を使用する

更年期の抜け毛・薄毛に女性用育毛剤を使用するのも効果的と言われています。女性用育毛剤には、女性ホルモンに似た成分を配合してあるものが多く、頭皮に女性ホルモンを直接補充することで髪の成長を促します。
頭皮マッサージと合わせて使用すると、より育毛効果が期待できるでしょう。

イソフラボンを摂取

イソフラボン 更年期が原因と言われる抜け毛・薄毛には、女性ホルモンのエストロゲンの代用として、イソフラボンを取ることも効果的と言われています。

イソフラボンは大豆に多く含まれており、女性ホルモンのエストロゲンと近い構造を持っています。髪の成長や頭皮環境に大切な役割を担うエストロゲンですが、イソフラボンを体内に摂取することで、更年期で失われてしまうエストロゲンの働きを補う効果が期待できると言われています。

そのため、イソフラボンを豊富に含む納豆や豆腐、みそなどを積極的に取ると良いでしょう。
また、イソフラボンを含んだドリンクやサプリメントなども数多くあるため、比較的日常生活の中に取り入れやすい成分でもあります。

おわりに

更年期は誰にでも訪れるため、早い段階で薄毛や抜け毛の対策をとっておくことが大切です。
頭皮マッサージの習慣をつけ、イソフラボンを積極的に摂取することで更年期の女性ホルモンの減少を予防するなど、早めの対策を行うことが更年期の悩みを減らす近道となるでしょう。